河出書房新社
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2011.05.25更新
6月7日発売予定です。※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
大きなハードルと小さなハードル
佐藤 泰志 著
生と精神の危機をひたむきに乗り越えようとする表題作はじめ八〇年代に書き継がれた「秀雄もの」と呼ばれる私小説的連作を中心に編まれた没後の作品集。作家・佐藤泰志の核心と魅力をあざやかにしめす。
定価836円(本体760円)
○在庫あり
戦前の猟奇残虐事件簿
志村 有弘 著
戦前の、身の毛もよだつ怪事件を解説。稲葉小僧、男三郎少年臀肉切り取り殺人事件、まぼろし小僧、鈴弁事件、吹上佐太郎、説教強盗妻木松吉事件、贋造紙幣殺人事件など。
定価792円(本体720円)
×品切・重版未定
花鳥風月の日本史
高橋 千劔破 著
古来より、日本人は花鳥風月に象徴される美しく豊かな自然のもとで、歴史を築き文化を育んできた。文学や美術においても花鳥風月の心が宿り続けている。自然を通し、日本人の精神文化にせまる感動の名著!
定価1,320円(本体1,200円)
定本 夜戦と永遠 上 フーコー・ラカン・ルジャンドル
佐々木 中 著
『切りとれ、あの祈る手を』で思想・文学界を席巻した佐々木中の第一作にして主著。重厚な原点準拠に支えられ、強靭な論理が流麗な文体で舞う。恐れなき闘争の思想が、かくて蘇生を果たす。
定価1,540円(本体1,400円)
定本 夜戦と永遠 下 フーコー・ラカン・ルジャンドル
俊傑・佐々木中の第一作にして哲学的マニフェスト。厳密な理路が突き進められる下巻には、単行本未収録の新論考が付され、遂に定本となる。絶えざる「真理への勇気」の驚嘆すべき新生。
引き出しの中のラブレター
新堂 冬樹 著
ラジオパーソナリティの真生のもとへ届いた、一通の手紙。それは絶縁し、仲直りをする前に他界した父が彼女に宛てて書いた手紙だった。大ベストセラー『忘れ雪』の著者が贈る、最高の感動作!
定価748円(本体680円)
軋む社会 教育・仕事・若者の現在
本田 由紀 著
希望を持てないこの社会の重荷を、未来を支える若者が背負う必要などあるのか。この危機と失意を前にし、社会を進展させていく具体策とは何か。増補として「シューカツ」を問う論考を追加。
〔投稿・私の性告白〕
投稿・私の性告白 1 私の体は発展途上
夕刊フジ編集局 編
あの時の、あの想い出を、書き記す。素人男女が投稿してきた赤裸々な性の告白手記十五作を収録。性体験発表の場として好評を博してきた「夕刊フジ」人気コーナーを、文庫オリジナルでシリーズ化。第一弾。
定価660円(本体600円)