単行本 46 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-30045-0 ● Cコード:0034
発売日:2025.12.09
定価1,760円(本体1,600円)
○在庫あり
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【忙しい店主が実践したら、メディア殺到200件超!!】人手・金・コネ・知識なしOK! 小さな店や会社のためのPR術を、行列とメディア露出の絶えない「たいやき屋」の店主がこっそり教えます。
【小さな店や会社のための、等身大でリアルな広報戦略】
競争の激しい業界の中で、どうすれば小さな個人店が生き残れるのか。
どうすれば、手間と愛情をかけて開発した商品やサービスを知ってもらえるのか。
――「街の小さなたいやき屋」の店主が、試行錯誤の末たどり着いた “現場発のPR戦略”を初めて明かします。
【なぜ、あの店はメディアからの注目が絶えないのか?】
取材件数200件超、人気テレビ番組、全国紙やWEBニュースにも多数登場。
東京都杉並区・阿佐谷パールセンター商店街の「たいやき ともえ庵」は、お客さんの列もメディアの注目も絶えない街の名物店として知られています。
その話題ぶりの陰には、実は店主による緻密な広報戦略がありました。
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本書では、著者の店が実際にテレビ他メディアで店が取り上げられるまでに実践した内容とポイント、テレビ出演や取材対応の具体的な流れと注意点、記者の目に留まるための工夫、プレスリリースの作成・配信事例、SNS活用のコツ、炎上・誤報リスクへの備えなど、超実践的ノウハウをわかりやすく解説。
広報・PRの経験がゼロでも、業務で忙しくても大丈夫。
「むずかしい知識や理論」も「莫大な資金と時間」も必要ナシ。
街の小さなお店の店主が実践して効果のあったPR術を、こっそり伝授します。 -
はじめに メディア露出があったから潰れずやってこられた
第1章 メディアに出るべきなのか
1 商店街の小さなたいやき屋、メディア露出の実績
① 商店街の小さなたいやき屋「たいやき ともえ庵」
② これまでのメディア露出の実績
③ 片手間のP R でも、テレビで紹介してもらえる
2 メディアに取り上げてもらう真の理由
① 売上が伸びようが伸びまいが露出することが大切
② 店は「流行っている感」で本当に流行る
③ 人は美味しさを情報から感じる
④ 地元の人は地元以外で評価されているものを好む
⑤ 人が採用しやすくなり、働く人のモチベーションも高まる
⑥「値上げ」するには P R が欠かせない
⑦ メディア露出のデメリットやリスクを把握しておく
3 メディアへの膨大な広告費
―1円も払ったことはありません
① メディアに出るのにお金はかからない
② お金を払うのが広告、お金を払わないのが広報
③「計算できる」広告宣伝と「当たればでかい」P R
4 どうしたらテレビに出られるのか
① メディアの種類と特性を理解する
② 一発でテレビの有名番組に出られることはない
③ どのメディアに出るべきか
④ コネでメディアに出られるのか
【コラム】メディアからお金をもらえることはまずない
第2章 メディア露出のための準備
5 メディアに出るのは「記者の目につく」こと
① 記者、発信者は常に「ネタ」を探している
② 記者、発信者の考えを少しだけ理解する
6 最大のP R 道具は「店」そのもの
① 店を見つけて取材依頼が来ることは意外に多い
② 見つけてもらいやすい店とは
③ 活気のある地域はそれだけで注目される
7 店から発信する情報の準備
① ネット上に情報を置いておくことの重要性
② 基本的な情報は自店のホームページに
③ 日常の情報発信はS N S
④ メディアからのコンタクトを受け入れる準備をする
【コラム】バズりと売上の関係
第3章 メディア露出の仕掛け方
8 どのメディアを狙うか
① もう一度確認 ! メディア露出の考え方
② まず地元の小さなメディアから
③ 小さな店のP R の第一歩は「みんなの経済新聞ネットワーク」
9 プレスリリースのやり方
① 知っている記者にコンタクトをとるのが確実
② メディアへの直接コンタクト方法
③ プレスリリースの作り方
④ プレスリリース配信サービスの活用
10 取り上げられやすいプレスリリースの内容
① 一般に取り上げられやすい内容
② メディアが好む情報の性質
③「商店街」や「地域で協力して何かする」のは取り上げてもらいやすい
④ プレスリリースでよくあるミス
11 取材や撮影への対応のコツ
① 取材申し込みには即座に対応する
② 撮影の打ち合わせや取材に対応する際の心がけ
③ 取材の申し込みから掲載、放映等までの流れ
④ テレビの流れと注意事項
12 テレビ放送前の準備と当日の対応
① テレビ放送前の準備
② テレビ放送当日の対応
③ テレビ放送後のS N S 活用術
【コラム】「たいやき ともえ庵」の見せ方
13 小さな店や会社がP R に取り組む際の心がまえ
① 本質のないP R は長期的には効果が出ない
② タダで露出させてもらっていることを忘れない
③ テレビに出ても売れないことも。過剰な期待をせずP R を行う
④ メディア露出は地方の店の方が簡単
⑤ P R 活動に伴うトラブルや「炎上」について
14 P R の先にあるもの
① P R を経営のエンジンにする
② P R に喰われない
③ P R を通じて〝ブランド化〟を目指す
おわりに
著者
辻井 啓作 (ツジイ ケイサク)
1969年京都府生まれ。2011年、東京都中野区の路地裏に「たいやき ともえ庵」を開店、2014年杉並区の阿佐谷パールセンター商店街に移転。小さな店ながらメディアで多数取り上げられ行列の絶えない店に
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