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単行本

リャマサーレスタンペンシュウ

リャマサーレス短篇集

フリオ・リャマサーレス

木村 榮一

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46変形 ● 270ページ
ISBN:978-4-309-20853-4 ● Cコード:0097
発売日:2022.05.27

定価3,190円(本体2,900円)

○在庫あり

  • 何カ月も、何年も過ぎていったが、明日という日はやってこなかった――。スペイン語圏文学の名作『黄色い雨』の著者による集大成となる自選短篇集。

    都市で、田舎で、辺境で、刻一刻と奪われ、それでも生きて、滅びてゆく人々の詩情――
    世界の片隅への愛と共感が魂を震わせる珠玉の21篇。

    【目次】

    Ⅰ 僻遠の地にて
    冷蔵庫の中の七面鳥の死体/自滅的なドライバー/腐敗することのない小説/夜間犯罪に対する刑の加重情状/遮断機のない踏切/父親/木の葉一枚動かんな

    Ⅱ いくら熱い思いを込めても無駄骨だよ
    ジュキッチのペナルティー・キック/マリオおじさんの数々の旅/世界を止めようとした男の物語/姿のない友人/いなくなったドライバー/行方不明者/依頼された短篇/尼僧たちのライラック/ラ・クエルナの鐘/暗闇の中の音楽/夜の医者/プリモウト村には誰ひとり戻ってこない/明日という日(寓話)

    Ⅲ 水の価値
    水の価値

    訳者あとがき

  • 【目次】

    Ⅰ 僻遠の地にて
    冷蔵庫の中の七面鳥の死体/自滅的なドライバー/腐敗することのない小説/夜間犯罪に対する刑の加重情状/遮断機のない踏切/父親/木の葉一枚動かんな

    Ⅱ いくら熱い思いを込めても無駄骨だよ
    ジュキッチのペナルティー・キック/マリオおじさんの数々の旅/世界を止めようとした男の物語/姿のない友人/いなくなったドライバー/行方不明者/依頼された短篇/尼僧たちのライラック/ラ・クエルナの鐘/暗闇の中の音楽/夜の医者/プリモウト村には誰ひとり戻ってこない/明日という日(寓話)

    Ⅲ 水の価値
    水の価値

    訳者あとがき

著者

フリオ・リャマサーレス (リャマサーレス,J)

1955年、スペイン生まれ。詩人、作家。著書に『黄色い雨』『狼たちの月』『無声映画のシーン』(いずれも木村榮一訳)など。

木村 榮一 (キムラ エイイチ)

1943年、大阪市生まれ。神戸市外国語大学名誉教授。著書に『ラテンアメリカ十大小説』他。訳書にバルガス=リョサ『緑の家』、コルタサル『遊戯の終わり』、ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』他多数。

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