短篇と短篇が出会うことでそこに光が瞬き、
どこからともなく思いがけない世界が浮かび上がって見えてくる。
魅惑の16本と小川洋子のエッセイが奏でる究極の小説アンソロジー集!
- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 364ページ
ISBN:978-4-309-02246-8 ● Cコード:0095
発売日:2014.01.14
定価2,090円(本体1,900円)
×品切・重版未定
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河童、猫、牧神、鮫、鯉……。動物や生き物たちと人間たち。「河童玉」(川上弘美)、「愛撫」(梶井基次郎)など選び抜かれた16篇と小川洋子のエッセイが奏でる究極のアンソロジー集!
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川上弘美「河童玉」
葛西善蔵「遊動円木」
泉鏡花「外科室」
梶井基次郎「愛撫」
中井英夫「牧神の春」
木山捷平「逢びき」
魚住陽子「雨の中で最初に濡れる」
井伏鱒二「鯉」
武田泰淳「いりみだれた散歩」
色川武大「雀」
平岡篤頼「犯された兎」
小池真理子「流山寺」
庄野潤三「五人の男」
武者小路実篤「空想」
日和聡子「行方 」
岸本佐知子「ラプンツェル未遂事件」
小川洋子 私の陶酔短篇箱
著者
小川 洋子 (オガワ ヨウコ)
1962年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、「妊娠カレンダー」で芥川賞、『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。
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