単行本 46 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-20919-7 ● Cコード:0097
発売日:2025.02.27(予定)
予価2,640円(本体2,400円)
※未刊
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ソウル、釜山、沖縄、旭川。治療としての〈冬眠〉が普及した世界の、眠る者と見守る者。やがて犬たちが、人々を外へと導いてーー。世界とはぐれた心を結び直す冬眠小説集。
すべての疲れた人たちへーー。
未踏の文学を切り拓く作家による、
韓国と日本を舞台にした冬眠小説集の誕生!
・冬眠は、健康診断とカウンセリングを経て開始する。
・万一に備えて冬眠者を見守るガイドが必要になる。
・ガイドは、信頼できる人にしか任せられない。
・冬眠者の多くが、はっきり記憶に残る夢を見る。
著者
パク・ソルメ (パクソルメ)
1985年、韓国・光州生まれ。『じゃあ、何を歌うんだ』でキム・スンオク文学賞を受賞。2019年、キム・ヒョン文学牌を受賞。邦訳書に『もう死んでいる十二人の女たちと』、『未来散歩練習』がある。
斎藤 真理子 (サイトウ マリコ)
韓国語翻訳者。著書に『韓国文学の中心にあるもの』『隣の国の人々と出会う』等。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『別れを告げない』等。
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