単行本 46 ● 248ページ
ISBN:978-4-309-20939-5 ● Cコード:0097
発売日:2025.12.04
定価2,970円(本体2,700円)
○在庫あり
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祈りなのか、呪いなのか――H・P・ラヴクラフトやフィリップ・K・ディックと並び称され、ブラム・ストーカー賞を4度受賞した、文学史上最も危険な作家、本邦初単行本。
簡単には拭いされないざわめきが癖になります。――朝井リョウ
キングがホラーの達人なら、リゴッティはホラーの化身だ。――「ニューヨーク・タイムズ」紙
独自のペシミズム、ニヒリズム、人間存在そのものに対する根源的な疑義から生み出される陰鬱な恐怖、深遠な闇、救いがたい世界。祈りとも、呪いともとることのできない、読み手の神経を不気味に刺激し、本能レベルまで訴えかけてくる悪夢のような傑作群。
英国幻想文学大賞を受賞した自選短編集『The Nightmare Factory』から、選りすぐりの9編を選んだ日本オリジナル編集の小説集、待望の本邦初単行。
「そう、この世界の人々が、神ならぬ新たな神の存在に勘づいていることを漏らしてしまったのは、せいぜい一世紀前のことだった。」
【目次】
戯れ (若島正 訳)
アリスの最後の冒険 (白石朗 訳)
ヴァステイリアン (若島正 訳)
道化師の最後の祭り (宮脇孝雄 訳)
ネセスキュリアル (若島正 訳)
魔力 (若島正 訳)
世界の底に潜む影 (若島正 訳)
ツァラル (若島正 訳)
赤塔 (若島正 訳)
編者あとがき 若島正
著者
トマス・リゴッティ (リゴッティ,トマス)
1953年デトロイト生れ。80年代から小説を書き始め、人間生活の暗黒面を描き「現代のラヴクラフト」としてカルト的人気を誇る。ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラーギルド賞等受賞多数。
若島 正 (ワカシマ タダシ)
1952年生れ。京都大学名誉教授。英米文学研究者、詰将棋・チェスプロブレム作家。著書に『盤上のフロンティア』、訳書にナボコフ『ロリータ』、シェパード『ワンダ・ヒッキーの最高にステキな思い出の夜』など。
宮脇 孝雄 (ミヤワキ タカオ)
1954年生れ。翻訳家・随筆家・文芸評論家。著書に『英和翻訳基本辞典』、訳書にマグラア『失われた探検家』、ハイスミス『目には見えない何か』、『カート・ヴォネガット全短編』(共訳)など。
白石 朗 (シライシ ロウ)
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒。訳書に、キング『ビリー・サマーズ』、ヒル『ファイアマン』、グリシャム『冤罪法廷』、フレミング『007 カジノ・ロワイヤル』、ランセット『トーキョー・キル』など。
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