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河出文庫 ● 264ページ
ISBN:978-4-309-40732-6 ● Cコード:0193
発売日:2004.12.14
定価825円(本体750円)
×品切・重版未定
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深くて広い一葉の魅力にはいりこむためにはここから。「にごりえ・この子・裏紫」=伊藤比呂美、「大つごもり・われから」=島田雅彦、「ゆく雲」=多和田葉子、「うつせみ」=角田光代。
著者
樋口 一葉 (ヒグチ イチヨウ)
1872~96年。18歳の時、父が死去し、職業作家となる決意をして、半井桃水に師事。「たけくらべ」が森鴎外,幸田露伴などに激賞される。文筆生活4年の間に「にごりえ」などの名作を残し、24歳で病死。
伊藤 比呂美 (イトウ ヒロミ)
1955年生まれ。著書に『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞・紫式部文学賞)、『伊藤比呂美の歎異抄』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』など。
島田 雅彦 (シマダ マサヒコ)
61年生まれ。83年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。他の著書に『彼岸先生』『退廃姉妹』『虚人の星』『絶望キャラメル』『君が異端だった頃』『パンとサーカス』等。
多和田 葉子 (タワダ ヨウコ)
1960年生まれ。著書に『犬婿入り』(芥川賞)、『雪の練習生』(野間文芸賞)、『雲をつかむ話』(読売文学賞)、『献灯使』(全米図書賞)『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』など。
角田 光代 (カクタ ミツヨ)
1967年生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。著書に『対岸の彼女』(直木賞)、『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)など。『源氏物語』の現代語訳で読売文学賞受賞。
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