単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-61730-5 ● Cコード:0395
発売日:2021.04.14
定価1,562円(本体1,420円)
○在庫あり
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文章を書く、物語を作るって、こんなにも楽しい! 理系出身で現代きってのショートショートの旗手が教える論理力も身に付く発想法&書き方のメソッド。新作ショートショートも多数掲載。
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<もくじ>
はじめに
第1章 言葉の組み合わせから考える
【Part1 ひとつの言葉を分解してみる】
・言葉の組み合わせで「不思議な言葉」を作る
・【尻尾があるバスケ】の場合
・猫の尻尾の「いいこと」「悪いこと」って?
・細かい要素を掘り下げて結末をイメージする
★ショートショート「猫バスケ」
・アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ
【Part2 おもしろそうな言葉をくっつけてみる】
・【種から育つ先生】の場合
・先生を「種から育てる」ことの「いいこと」「悪いこと」って?
・「それから?」「それから?」と質問しながら膨らませる
★ショートショート「先生の種」
・大事なのは完成したお話に納得できるかどうか
第2章 身の回りの言葉から考える
【Part1 ことわざ・慣用句から考える】
・その言葉の通りの現象が実際に起こったら?
・ことわざ本来の意味に関連付けて考えてみる
★ショートショート「身から出たさび」
・【コツをつかむ】の場合
・もとの意味を活かすことでアイデアに説得力が生まれる
★ショートショート「コツをつかむ」
【Part2 言葉遊びから考える】
・わざと変換ミスを起こしてみる
★ショートショート「霊蔵庫」
・似た発音の言葉から考える
★ショートショート「クスリ手帳」
・言葉があるところに、アイデアのヒントがある
第3章 ビジュアルの類似から考える
【Part1 形が似た別のもの同士を組み合わせてみる】
・【割り箸】の場合
・あまり似すぎていないものを選ぶのがオススメ
★ショートショート「ワニバシ」
・【天気図】の場合
・お話になりそうな「天気図あるある」って?
★ショートショート「指紋予報士」
・日本古来の発想法「見立てる」
第4章 当たり前のことから考える
【Part1 特徴や「あるある」から考える】
・アイデアを生みだす3つの技
・実現できそうにないところまでアイデアを飛ばしてみる
★ショートショート「ウィル」
【Part2 常識やルールから考える】
・学校で「白い靴下が禁止」になったら?
★ショートショート「白い靴下」
・当たり前を「当たり前」と思いこまないことがスタート
おわりに
著者
田丸 雅智 (タマル マサトモ)
1987年愛媛県生まれ。東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒。現代ショートショートの旗手として執筆活動に加え、全国各地で創作講座を開催している。著書に『海色の壜』『おとぎカンパニー』など多数。
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