平成四半世紀、いったい何が変わり、何が変わらないままなのか——
「経済」「外国人」の章を追加、さらなる政権交代以後も視野に収めた大増補版!
単行本 B6 ● 592ページ
ISBN:978-4-309-62468-6 ● Cコード:0336
発売日:2014.02.13
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
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気鋭の書き手たちが描く、新たなる現代史のすがた。「経済」「外国人」の章を加えた大増補版。執筆:小熊英二、井手英策、貴戸理恵、菅原琢、中澤秀雄、仁平典宏、濱野智史、韓東賢。
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◎総説
「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」——小熊英二
◎政治
再生産される混迷と影響力を増す有権者——菅原琢
◎経済
「土建国家」型利益分配メカニズムの形成、定着、そして解体——井手英策
◎地方と中央
「均衡ある発展」という建前の崩壊——中澤秀雄
◎社会保障
ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで——仁平典宏
◎教育
子ども・若者と「社会」とのつながりの変容——貴戸理恵
◎情報化
日本社会は情報化の夢を見るか——濱野智史
◎外国人
包摂型社会を経ない
排除型社会で起きていること——韓東賢
◎国際環境とナショナリズム
「フォーマット化」と擬似冷戦体制——小熊英二
著者
小熊 英二 (オグマ エイジ)
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授。『単一民族神話の起源』『〈民主〉と〈愛国〉』『1968』『日本という国』『社会を変えるには』など著作多数。
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