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  1. KAWADE道の手帖

全集・シリーズ

サッカトセンソウ

作家と戦争

太平洋戦争70年

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 A5 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-74038-6 ● Cコード:0095
発売日:2011.06.20

定価1,760円(本体1,600円)

×品切・重版未定

  • 太平洋戦争開戦70年。作家と戦争の関わりを、文学者の戦争責任問題を中心に総合的に考える入門編。対談は、川村湊×成田龍一「3.11から遡る」。論考と戦争関連小説など。

  • 【評論】
    吉本隆明  文学者と戦争責任について  
    吉野孝雄  「文学報国」という名の言論統制
    高柳克弘  俳句の終点へ 渡辺白泉の場合
    田中綾   歌人と戦争責任 その基層に錨を降ろして
    安藤礼二  蓮田善明と三島由紀夫 天皇
    陣野俊史  アナロジーとファンタジー 堀田善衛『方丈記私記』と『広場の孤独』について
    高橋敏夫  大衆小説作家の戦争責任 
    高橋秀実  林房雄『大東亜戦争肯定論』を読み直す 「神話」と「啓蒙」の逆遠近法  
    林浩平   愛国詩をを読み直す 三好達治と戦争

    【特別対談】
    川村湊
    成田龍一  3・11からアジア太平洋戦争を照射する

    【戦争文学アンソロジー】
    斎藤茂吉  皇軍 斎藤茂吉歌集 抄
    岸田国士  従軍五十日
    太宰治   散華
    坂口安吾  真珠
    田中英光  黒蟻と白雲のの思い出
    火野葦平  象と兵隊
    久生十蘭  少年
    原民喜   夏の花
    富士正晴  南雄の美女
         

    戦争文学アンソロジー解題
    太平洋戦争略年譜

著者

読者の声

この本に寄せられた読者の声一覧

3.11を考える上で、時宜にかなった企画で読み応えのある出版でした。
丁度、私も3,11以降の原発事故、震災処理のあり方が戦後処理の不十分さと同じように思えてなりませんでしたので、「戦争責任問題」を考える上で大変参考になりました。 (teruyan さん/63歳 男性)

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