全集・シリーズ

ズセツダイニジセカイタイセン

図説 第二次世界大戦

池田 清 序文

太平洋戦争研究会

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 A5変形 ● 144ページ
ISBN:978-4-309-76286-9 ● Cコード:0322
発売日:2019.08.23

定価2,090円(本体1,900円)

○在庫あり

  • 1939年9月1日、ドイツ軍がポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まった。恐るべき破壊と膨大な市民を殺戮した世界戦争を豊富な写真で紹介する。新装版で再登場。

    膨大な写真で読む6年間の壮絶な破壊!
    80年前、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まった。
    独裁者に翻弄され、恐るべき破壊と、膨大な兵士と市民の殺戮が行われた「世界戦争」の全貌を、
    270点余の豊富な写真で見せる永久保存版!
    開戦80年を記念した新装版

    史上最大の総力戦・消耗戦であった第一次世界大戦と比較するとき、第二次世界大戦は財政支出や財産の損失で、約5倍の損害を出している。人的損害については、戦死者だけで1500万人、一般市民の死者数は正確にはなお不明だが、2600万から3400万人と推定されている。 51カ国が参戦し、6年にわたって世界各地で戦われたこの戦争は、民族国家間の総力戦であり、参戦諸国は全生産能力を総動員し、近代技術の総力を結集した大消耗戦であった。(序文=池田清 より)


    序文 池田清(いけだ・きよし)
    1925—2006年。鹿児島県生まれ。
    海軍兵学校卒、少尉候補生として重巡「摩耶」に乗り組むが、1944年10月のレイテ沖海戦に出撃途上、撃沈。
    救出され乗艦した戦艦「武蔵」もシブヤン海で撃沈された。帰還後、海軍潜水学校に入学、海軍中尉に昇進。
    伊47号潜水艦砲術長兼通信長となり、回天特別攻撃隊多聞隊として出撃中に終戦を迎える。
    戦後、東京大学政治学科卒。大阪市立大学教授、東北大学教授、青山学院大学教授を歴任。著書に『重巡摩耶』、『日本の海軍』(上下)、『海軍と日本』など、訳書に『ヨーロッパ100年史』などがある。

    本文 太平洋戦争研究会
    おもに、日清・日露戦争から太平洋戦争、米軍占領下の日本にいたる近現代史に関する取材・執筆・編集グループ。河出書房新社の図説シリーズ「ふくろうの本」に、『図説 満州帝国』『図説 太平洋戦争』『図説 東京裁判』などがある。

    本文執筆主幹 (森山康平〔もりやま・こうへい〕)
    1942年、奉天(現瀋陽)生まれ。中央大学卒。週刊誌・月刊誌の記者を経て、太平洋戦争研究会・文殊社所属。
    著書に『証言記録 大東亜共栄圏』、「ふくろうの本」に『図説 日中戦争』『図説 沖縄の戦い』『図説 特攻』『図説 玉砕の戦場』、編著に『写真集・米軍が記録したニューギニアの戦い』、太平洋戦争写真史『フーコン・雲南の戦い』『硫黄島・玉砕の記録』などがある。

著者

池田 清 (イケダ キヨシ)

1925-2006年。日本海軍の軍人、政治学者。海軍兵学校卒、重巡「摩耶」と戦艦「武蔵」乗員し撃沈される。潜水艦「回天」出撃中に終戦。戦後、東大卒、大阪市立大教授、東北大教授、青山学院大教授を歴任。

太平洋戦争研究会 (タイヘイヨウセンソウケンキュウカイ)

おもに日清・日露戦争から太平洋戦争、米軍占領下の日本にいたる近現代史に関する取材・執筆・編集グループ。小社の図説シリーズ「ふくろうの本」に、『図説 日中戦争』『図説 東京裁判』など多数の著作がある。

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