ムック A5 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-97845-1 ● Cコード:9447
発売日:2014.09.29
定価1,430円(本体1,300円)
×品切・重版未定
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『生きがいについて』『こころの旅』など、その著作は今なお「人生の意味」に格闘する人びとに深い覚醒を促す。生誕100年の2014年、改めてその人生と業績を辿り、やさしく紐解いていく。
●誤植のお詫び
本文6頁に掲載致しました写真に誤りがございました。下記の通り訂正
させていただきます。
読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し
上げます。
p6 下段の写真
(誤)「直筆の日記帳」
↓
(正) 長島愛生園にて診療時につけた1968年のカルテ。
高橋幸彦医師の記述もあり、9/6、9/20、10/18の記
録が本人によるもの。 -
【未発表書簡! 長男、律への手紙】
【神谷美恵子を知るキーワード25】
《作家として》
『生きがいについて』/『人間をみつめて』/『こころの旅』/『遍歴』/日記
《激動の娘時代》
父、前田多門/スイス/新渡戸稲造/野村一彦/結核/浦口真左/GHQ
《医師として》
ハンセン病/国立療養所長島愛生園/光田健輔
《翻訳家として》
マルクス・アウレリウス/ハリール・ジブラーン/ミシェル・フーコー/グレゴリー・ジルボーグ/ヴァージニア・ウルフ
《教師として》
神戸女学院大学/津田塾大学
《妻として 母として》
神谷宣郎/神谷 律/神谷 徹
【日記とともに味わう エッセイコレクション】
(1) 『生きがいについて』より
認識としての生きがい感/自由への欲求/自己実現への欲求/心の奥行の変化/精神化
(2) 『人間をみつめて』より
自発性と主体性について/反抗心について/使命感について
(3) 『こころの旅』より
アイデンティティの問題/配偶者の選択/子どもと家庭
学生運動 ——母として教師として
生きがい論に思う
バッハの音楽
[エッセイ]
川口有美子 ——それは、ただ生きて在ること
坪内祐三 ——『生きがいについて』を読む前に
[抄録]
中井久夫 ——神谷美恵子さんの「人と読書」をめぐって(抄)
[論考]
釘宮明美 ——神谷美恵子とキリスト教 魂の認識への献身と人間の宗教性
[インタビュー]
森まゆみ ——神谷美恵子の魅力
高橋幸彦 ——主婦の香りを失わず、誰とでも同じような目線で話す神谷美恵子先生
尾崎元昭 ——神谷美恵子先生との感銘深い触れ合い 〜ハンセン病隔離政策の狭間で〜
[講演]
日野原重明 ——人生の生き方の選択
[鼎談]
樋野興夫×石田雅夫×神谷徹
——神谷美恵子を語る ——医師として、母として
[ルポ]
苦しみの記憶を「遺産」へ。
2014年・国立療養所長島愛生園訪問記
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