KAWADE夢ムック

カイコウタケシ

生誕85年記念総特集

開高健

体験からの文学

河出書房新社編集部

ムック A5 ● 252ページ
ISBN:978-4-309-97861-1 ● Cコード:9495
発売日:2015.06.18

定価1,430円(本体1,300円)

×品切・重版未定

  • 開高健文学・ノンフィクションの再評価。単行本未収録再録と重松清による角田光代インタビュー等。増補は、母校で行われた幻の講演「昔、ここであったこと」。

  • 開高健アルバム

    【エッセイ】
    坂本忠雄 ──開高文学の生命力
    小林照幸 ──ふたつの十七年
    島尾伸三 ──不思議な記憶

    【開高健への視座】
    丸川哲史 ──記録する眼 開高健にとっての中国/ベトナム体験
    栗原裕一郎 ──開高健が「ぼやけた」感じなのはどうしてか

    【特別インタヴュー】
    角田光代
    重松 清(聞き手)
    ──失われた戦場を求めて
    書けないことを書き続ける

    増補 【映画アンケート】
    開高健 史上洋画ベスト10

    増補 【幻の講演】
    開高健単行本未収録コレクション うちあける。
    開高健
    昔、ここであったこと
    1978年11月27日、於・母校=大阪府立天王寺高校

    【開高健単行本未収録コレクション 答える。/読む。】
    開高健
    A・A諸国の情熱
    開高健さんと嘔吐を読む

    【開高健単行本未収録コレクション 開高健、語る。】
    開高健with
    長野重一 ──もうひとつの言葉としての写真 報道写真のあり方を語る
    佐々木基一 ──アイヒマン裁判の意味
    荻昌弘・小松左京 ──闇市時代の“美味”求真を語る
    西園寺公一・田中祐三 ──西園寺さん開高さんのフィッシュ・オン
    矢崎泰久 ──開高健 現場主義に変節なし
    開高道子 ──親子対談
    吉武力生 ──ワインスピーク 諸君すべからく飲みたまえ

    【作家論】
    アンヌ・バヤール=坂井 ──Anywhere out of the world
    鳥羽耕史 ──紙と真実 開高健の知的探求について

    【想い出のひと】
    糸井重里 ──痩せたソクラテスより肥った人。
    山口瞳 ──職場での開高健
    武田百合子 ──開高さんと羊子さん

    【作品論】
    中根隆行 ──北海道のロビンソンたち 開高健『ロビンソンの末裔』と開拓農民をめぐる物語
    倉数茂 ──近代の〈約束〉 ポリティカルフィクションとしての『日本三文オペラ』
    淺野卓夫 ──手の声たちのほうへ…

    【資料】
    作品ガイド/略年譜/著作リスト

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