河出書房新社
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外国文学
今、女である快感!
クララ・シューマン 光にみちた調べ
C・レプロン 著 吉田 加南子 訳
ロマン派音楽の旗手、シューマンとの熱愛。シューマン狂死の後、七人の子供を抱えての演奏活動。ブラームスとの淡い恋。クララの奏でる「魂の音楽」に迫る感動の伝記ロマン。
定価2,456円(本体2,233円)
×品切・重版未定
ジンジャー・ツリー 愛と追憶の日本
O・ワインド 著 小野寺 健 訳
日露戦争のさなか、中国で日本軍人との道ならぬ恋におちたスコットランド女性が、異郷“日本”で送った波瀾の半生を描くイギリスの大ベストセラー。NHK・BBCドラマ化作品。
定価2,136円(本体1,942円)
ポルノグラフィア
W・ゴンヴローヴィチ 著 工藤 幸雄 訳
互いの若さを冷笑しあう美しい少年少女。彼らの若さに憑かれた中年たち――殺人への意志を背景に織りなされる、視姦者たちの欲望を描く、巨匠ゴンヴローヴィチの代表作!
定価2,350円(本体2,136円)
いいなづけ(全一巻) 17世紀ミラーノの物語
A・マンゾーニ 著 平川 祐弘 訳
ダンテの「神曲」と並ぶイタリア文学の最高峰、そしてまた世界文学の最高傑作として名高い作品の待望の日本語訳決定版。20年の歳月をかけた訳者畢生の訳業。
定価10,467円(本体9,515円)
血のささやき、水のつぶやき
パトリック・マグラア 著 宮脇 孝雄 訳
ニューヨークの天使譚や、ミニチュア・フロイトの怪談、死刑囚と女性ジャーナリストの友情話。現代のポーが万華鏡のように次々と語っていく、13話のエレガントなホラー。
定価1,923円(本体1,748円)
キキ モンパルナスの恋人
L・モルガール 著 北代 美和子 訳
フジタ、キスリングがえがき、マン・レイがその美を写真にとらえた、20年代パリのセックス・シンボル、キキ。彼女の純粋さゆえの悲劇に迫る、初の本格的伝記ロマン。
満潮 短篇集
ピエール・ド・マンディアルグ 著 細田 直孝 訳
エロスにはじまり、死に終わる生の根源を幻想的光景のなかに鮮烈に描きだすマンディアルグ文学の極致。孤高の作家マンディアルグのエロティシズム小説集。
ナッシング・ナチュラル 危険な二人
佐宗 鈴夫 訳
自立したキャリア・ウーマン、レイチェルにとって、それは一夜かぎりの情事のはずだった?。イギリスの新人女性作家がリアルに描いた“異常な愛のかたち”。アラン・シリトー絶賛。
定価2,030円(本体1,845円)
アルマ・マーラー ウィーン式恋愛術
フランソワーズ・ジルー 著 山口 昌子 訳
世紀末ウィーンの華、アルマ。マーラーの悪妻として名高い彼女は、また夫に夢を奪われた哀しいミューズでもあった! アルマの隠された素顔に迫る魅力の伝記ロマン!
蒼老たる浮雲
「今は真夜中だ。友よ、外は漆黒の闇どしゃぶりの雨だ。」新しい文体と新しい世界イメージをもって彗星のように登場した中国文学のニューウェイヴ! この女性作家の登場は文学的事件だ。
サラ・ベルナール 運命を誘惑するひとみ
フランソワーズ・サガン 著 吉田 加南子 訳
ベル・エポックの華と謳われた大女優サラ・ベルナール。ワイルド、ミュシャ、プルーストを魅了したサラの生涯を、ロマンの名手サガンが描く、伝記ロマンの傑作。
現代アラブ小説全集
アフリカの夏
ディブ 著 篠田 浩一郎/中島 弘二 訳
百年余の植民地主義がもたらした無気力と停滞。アラブ的時間のなかで徐々に熟してくる変化――アルジェリア革命をその内部から表現し、北アフリカの生活と風土を斬新な手法で描く!巻末論文=野間宏
定価2,435円(本体2,214円)
阿片と鞭
7年にわたるアルジェリア独立戦争をFLN兵士たちの運命をとおして描く。極限状況におかれたアルジェリア人の苦悩にひしがれた生活、闘いと魂の深奥が劇的構成で示される!巻末論文=金石範
定価3,098円(本体2,816円)
オリエントからの小鳥
ハキーム 著 堀内 勝 訳
パリ滞在中のアラブ青年とフランス娘の恋――理論偏重の西欧からイスラム的心性への回帰をうったえ、ラディカルに西欧文明を批判するハキームの代表作。巻末論文=いいだもも
北へ遷りゆく時/ゼーンの結婚
サーレフ 著 黒田 寿郎/高井 清仁 訳
北に象徴される西欧への憧憬と、南に象徴されるアフリカ的野性の葛藤。白人女性を渉猟する主人公サイードの漂泊、その形而上的な死から再生へ。故郷喪失の精神が葛藤を超えて回帰する!巻末論文=小田実
グリーン・トレイン 上
H・リーバーマン 著 広瀬 順弘 訳
レニングラードからヘルシンキに向かっていた特急列車は、国境で突然停止を命じられた。不安と恐怖に戦く外国人旅行者。息づまるサスペンス!国際政治スリラー傑作。
定価1,987円(本体1,806円)
グリーン・トレイン 下
不幸の樹
家の中に〈不幸の樹〉を植えることになると、息子の結婚に反対して逝った母――ハーレド一家三代の歴史をたどりながら、19世紀末から20世紀初頭にかけてのエジプト社会の変遷を描く。巻末論文=高史明
海に帰る鳥
バラカート 著 高井 清仁/関根 謙司 訳
1967年の6日戦争に直面したアラブ人。「さまよえるオランダ人」のような祖国パレスチナ。性と死、性と政治、戦慄と流浪――主人公ラムズィーの苦悩をとおして6日戦争を詩的に表現する!
エミリー・L
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
セーヌ川の河口の港町キーユブフ、デュラス自身と思わせる作家と息子、そしてイギリス人夫妻。この二組のカップルをめぐる物語。ユニークなデュラス作品。
定価1,324円(本体1,204円)