河出書房新社
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786件中 661~680件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
グロテスク
パトリック・マグラア 著 宮脇 孝雄 訳
植物人間となった老古生物学者が語る、妄想と現実の半ばする一家の崩壊と殺人事件の物語。注目のポストモダン・ゴシックの旗手の第一長編!
定価2,136円(本体1,942円)
×品切・重版未定
児童書
白鳥湖
C・V・オールズバーグ 絵 M・ヘルプリン 著 村上 春樹 訳
追いつめられた皇子とみなし児の王女は、断崖から風の中に身を投じた――。バレエ「白鳥の湖」に想をえた新しい古典。光彩を放つイラストがバレーにはない微妙な陰影を添える。
定価2,670円(本体2,427円)
今、女である快感!
ジョルジュ・サンド 木靴をはいて月をとろうとした夢想者
H・ブシャルドー 著 北代 美和子 訳
男たちとの奔放な愛、男装のフェミニスト、二月革命のミューズと、スキャンダラスな呼称に彩られたサンドが一生を通じて真に追い求めたのは何か! 画期的視点から描く伝記ロマン。
定価2,990円(本体2,718円)
いいなづけ 上 17世紀ミラーノの物語
A・マンゾーニ 著 平川 祐弘 訳
卓抜な描写力と絶妙な語り口で、17世紀イタリアの風俗、社会、人間を生き生きとよみがえらせ、小説を読む醍醐味を満喫させてくれる大河ロマン。イタリア文学の最高峰を名訳で贈る。
いいなづけ 下 17世紀ミラーノの物語
フィネガンズ・ウェイク I・II
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
『ユリシーズ』に続いてジョイスが死の間際まで書き継いだ、今世紀最大の文学的事件と評される幻の大傑作。人間の意識の複雑な考古学的堆積を一つのテキストに再現した快著の前篇。
定価5,126円(本体4,660円)
魅惑者
ウラジーミル・ナボコフ 著 出淵 博 訳
妖しくめくるめくナボコフの魔術的世界。現代世界文学の傑作「ロリータ」の原型とされ、長らく存在のみ知られ未発表のままだった幻の問題作をついに刊行。「ロリータ」に劣らぬ衝撃作。
定価2,030円(本体1,845円)
暗い人 第3部
人間の自由な在りかたを求めて変転する魂の行方は――戦後文学の最前衛・井上光晴が文学的想像力の一切をかけて、「天皇の世紀」へ挑む渾身のライフワーク。
定価1,708円(本体1,553円)
フリーダ・カーロ 太陽を切りとった画家
R・ジャミ 著 水野 綾子 訳
トロツキー、イサム・ノグチを虜にした世界的壁画家ディエゴ・リベラの妻フリーダ。メキシコを代表する画家である彼女の革命と芸術と恋愛に棒げられた生涯に迫る、本格的伝記ロマン。
定価3,418円(本体3,107円)
虹の戦士
北山 耕平 著
日本のインディアン少年よ立ちあがれ! 白人の文明が終焉をむかえようとしているとき、自然とともに生きていたインディアンの知恵がよみがえる。生命の優しさを知る人間の目覚めの物語。
定価1,046円(本体951円)
カッコーが鳴くあの一瞬
残雪 著 近藤 直子 訳
中国に誕生した驚くべき才能。「蒼老たる浮雲」につづく衝撃の文学宇宙。死と空虚の影を超えて、激しい生命へ到ろうとする「世界」そのものの物語は、鬼気に満ちた表現の新地平を拓く。
定価1,923円(本体1,748円)
愛しい女 上
ピート・ハミル 著 高見 浩 訳
甘く、せつなく、懐かしく、あの時フロリダで17歳だった――奔放で美しい“運命の女”との出会い、そして忘れえぬあの熱愛の時。ピート・ハミルが描いたアメリカの青春。自伝的青春小説。
愛しい女 下
ナンシー・キュナード 疾走する美神
アン・チザム 著 野中 邦子 訳
クイーン・エリザベス号を有する名門汽船会社の令嬢でありアラゴンのつれない女、黒人解放運動の先駆者――様々な伝説に彩られた、キキと並ぶ1920年代のシンボルを鮮烈に描く、初の伝記。
定価4,165円(本体3,786円)
愛されるよりなお深く
D・レーヴィット 著 幸田 敦子 訳
「ファミリー・ダンシング」で鮮烈なデビューをかざったレーヴィットの話題作。家族の絆、愛、病い、性の諸相をヴィヴィットに描く。
夏の雨
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
“愛は、実現の不可能性によって育成されてゆく”――登校拒否の天才少年エルネストが体現する神の不在、静かなる絶望――。旧約聖書に触発されたデュラスの最新ロマン。
太陽は夜も輝く
トルストイ 著 中村 白葉 訳
タヴィアーニ監督の映画の原作となった、トルストイの自伝的作品「神父セルギイ」に、島田雅彦・沼野充義氏の対談を加え、文豪トルストイの出奔と死の謎に迫る!
定価1,495円(本体1,359円)
ロック・スプリングズ
R・フォード 著 高見 浩 訳
胸をうつ叙情、サスペンスに満ちた巧みな語り、そして深い余韻――。人生の危機の情景をきらめく文体で鮮やかにとらえた、男と女の愛と別離の物語。リチャード・フォードの傑作短編集。
ミドルマン
B・ムーカジ 著 遠藤 昌子 訳
アメリカで活躍する注目のインド系女性作家が描く、第三世界出身の移民たちの途方もないエネルギーと夢の物語。“ボーダーレス時代”のもう一つのアメリカン・ドリーム短編集!
定価2,456円(本体2,233円)
七人の使者
ディーノ・ブッツァーティ 著 脇 功 訳
カルヴィーノと並ぶ現代イタリア幻想文学の巨匠ブッツァーティの異色短編集。「竜退治」、「七階」、「Lで始まるもの」など日常にひそむ恐怖を描き、夢幻の旅へとさそう16編。
定価2,350円(本体2,136円)