河出書房新社
河出の本を探す
776件中 601~620件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
ヴェネツィア人の不思議な妻 ルネッサンスの探検家とコンピュータの化身をめぐる官能の物語
ニック・バントック 著 小梨 直 訳
ある日、美術修復家のサラのもとに不思議なEメールが届く。コンティと名のる男の誘いにのり、美術品収集の仕事を始めるが――。魅力的な絵と文章が組みあわさった不思議な小説。
定価3,738円(本体3,398円)
×品切・重版未定
フライデーあるいは野生の生活
ミシェル・トゥルニエ 著 榊原 晃三 訳
デフォーの『ロビンソン・クルーソー』をもとにした哲学的寓話。人間はどのように世界を知り、そこで生き抜く知恵を身につけることができるのか――。哲学的で不思議な物語の世界。
定価2,990円(本体2,718円)
ゴースト
ウィリアム・S・バロウズ 著 山形 浩生 訳
マダガスカル島の神聖な存在「大きなゴースト」とインドリというドラッグをめぐる自由主義者である海賊ミッション船長の物語――絶滅してゆく霊的な存在へ哀切をこめて描く。
定価2,136円(本体1,942円)
ユリシーズ 12 The Cyclops
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
プルースト『失われた時を求めて』、カフカ『城』とともに20世紀の文学の方向を決定した大著『ユリシーズ』のうちでも、最も思弁的で最も小説的な文体・構成をもつ最難解の1章の新訳。
定価1,495円(本体1,359円)
これで、おしまい
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
1994年11月20日から、死の3日前にあたる1996年2月29日まで、書き記された日記であり、散文詩でもある断章群は、“書くこと”に憑かれた作家の最期の姿を凄絶に伝える。
定価1,602円(本体1,456円)
月光物語
モンセ・ワトキンス 著 中田 隆 訳
川越市の蓮光寺に、戦国時代に無念の死をとげた武者の霊が成仏できないまま四世紀半さ迷っている――。在日スペイン女性が日本人の死生観をテーマに描いた傑作短編集。
気晴らしのない王様
ジャン・ジオノ 著 酒井 由紀代 訳
村人が次々に消えていく――。突然起こった恐ろしい誘拐事件と不思議な人物たちが謎を深める。美しい南仏の自然と詩的な語り口と斬新な物語で読者を魅了する大作家ジオノの代表作。
定価2,030円(本体1,845円)
廊下に植えた林檎の木
毛虫をつめたリュックを背負っている父。皮膚に針を刺して水をしぼり出す母。天井にはりついたままの婚約者。夢遊病になることを目標にしているぼく。家族の異形関係を世界として描く。
定価1,923円(本体1,748円)
f32のオーガズム
エラの世界一締まりのいいカントが行方をくらます。一人歩きし始めたカントはペニスを襲い、大混乱を引き起こす。英米で衝撃を与えた、新進女性作家のエロティック・ファンタジー小説。
くそったれ! 少年時代
チャールズ・ブコウスキー 著 中川 五郎 訳
最高傑作とされる自伝的小説。大恐慌にみまわれ失業者の溢れるロスの下町を舞台に、父親との確執、大人への不信、容貌への劣等感等に悩みながら青春期を過ごす多感な少年の成長物語。
定価3,080円(本体2,800円)
愛犬ボーイの生活と意見
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
ピーター・メイルの愛犬ボーイの口を借りて、人間と現代社会をユーモアたっぷりに論じた、アメリカで大ベストセラーの書。イラスト=エドワード・コーレン
鏡の中の言葉
H・ベンマン 著 平井 吉夫 訳
超言語管理国家の一人の学芸官僚は言語大粛清の前の忘れられた文献の秘庫“エルヴィンの浴室”で何を見たのか? 現代社会と文明を照射して展開する前代未聞の言語学?SF!
兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ 上
M・ヘルプリン 著 中川 美和子 訳
ローマやヴェネチアの街々を舞台に、第一次大戦時にイタリアの一兵士が辿った数奇な運命を壮大なスケールで描く。アーヴィングと並ぶ現代米文学の旗手の待望の新作。須賀敦子氏絶賛。
定価2,670円(本体2,427円)
兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ 下
あつかましき人々
デュラスの幻の処女作、50年ぶりの復刊。母と兄の問題、自らの思春期の体験など、その後の作品世界を一貫するテーマの萌芽がみられるだけでなく、唯一“父の土地”が描かれている。
歴史・地理・民俗
幻のアフリカ
ミシェル・レリス 著 田中 淳一/岡谷 公二/高橋 達明 訳
バタイユ、サルトルの友人で、詩人でもあるレリスが、アフリカ横断調査中の日記として残した本書は、民族学の古典であり、詩の誕生の根源に迫る稀有なドキュメントである。完訳決定版。
定価8,330円(本体7,573円)
惑星の恋人たち
J・F・ボイラン 著 鴻巣 友季子 訳
「鬱屈の町」セントラリアを舞台に、日常と超現実が融合した可笑しな世界をホルストの「惑星」を主調音に、「ユリシーズ」を現代に復活させた全く新しい現代小説。機知にあふれた作品。
定価2,776円(本体2,524円)
内なるネコ
『裸のランチ』の著者バロウズが、愛猫家としての姿を正直に表に出した異色作。ネコの姿に思い出の人を重ねあわせた、自伝的作品でもある。
ホテル・パスティス 上
『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。
ホテル・パスティス 下
「南仏プロヴァンスの12か月」のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。