河出書房新社
河出の本を探す
783件中 621~640件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ 下
M・ヘルプリン 著 中川 美和子 訳
ローマやヴェネチアの街々を舞台に、第一次大戦時にイタリアの一兵士が辿った数奇な運命を壮大なスケールで描く。アーヴィングと並ぶ現代米文学の旗手の待望の新作。須賀敦子氏絶賛。
定価2,670円(本体2,427円)
×品切・重版未定
あつかましき人々
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
デュラスの幻の処女作、50年ぶりの復刊。母と兄の問題、自らの思春期の体験など、その後の作品世界を一貫するテーマの萌芽がみられるだけでなく、唯一“父の土地”が描かれている。
定価2,136円(本体1,942円)
歴史・地理・民俗
幻のアフリカ
ミシェル・レリス 著 田中 淳一/岡谷 公二/高橋 達明 訳
バタイユ、サルトルの友人で、詩人でもあるレリスが、アフリカ横断調査中の日記として残した本書は、民族学の古典であり、詩の誕生の根源に迫る稀有なドキュメントである。完訳決定版。
定価8,330円(本体7,573円)
惑星の恋人たち
J・F・ボイラン 著 鴻巣 友季子 訳
「鬱屈の町」セントラリアを舞台に、日常と超現実が融合した可笑しな世界をホルストの「惑星」を主調音に、「ユリシーズ」を現代に復活させた全く新しい現代小説。機知にあふれた作品。
定価2,776円(本体2,524円)
内なるネコ
ウィリアム・S・バロウズ 著 山形 浩生 訳
『裸のランチ』の著者バロウズが、愛猫家としての姿を正直に表に出した異色作。ネコの姿に思い出の人を重ねあわせた、自伝的作品でもある。
定価1,602円(本体1,456円)
ホテル・パスティス 上
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。
ホテル・パスティス 下
「南仏プロヴァンスの12か月」のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。
エクリール 書くことの彼方へ
マルグリット・デュラス/田中 倫郎 訳
書くというのは語らないこと、沈黙すること、声をたてずに叫ぶこと――デュラスが初めて語る自らの創造の源泉! 小説、戯曲、を含む晩年の珠玉の作品集。
定価1,923円(本体1,748円)
フィネガンズ・ウェイク III・IV
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
ジョイスが27年をかけて書き上げたヨーロッパ数千年の全歴史を一夜の夢に圧縮した究極の小説、世界初の個人完訳なる! 8年の歳月を経て完成した、日本語の表現の可能性の極限。
定価4,058円(本体3,689円)
ファニー・ヒル
ジョン・クレランド 著 吉田 健一 訳
娼婦に身を落とした一少女が快楽を通じて成熟していく過程を描き、性の喜びをこれほどおおらかで優雅に表現した小説はないと評された古典。オリジナル原稿にもとづく無削除完訳版。
群衆のなかで、さよならと手をふる人
クリストファー・ド・ヴィンク 著 小野寺 健 訳
豊かな思い出が、豊かな人生をつくる! 自分自身の人生を大切にするための珠玉のエッセイ集。人生で大切なのは、子供時代の思い出であるとし、全米で大反響を呼んだ大ベストセラー。
定価1,708円(本体1,553円)
石と笛 3下
H・ベンマン 著 平井 吉夫 訳
偶然助けた老人からもらった不思議な石の秘密を求め旅立った聞き耳は、狼をあやつるギザの領地へと迷いこんだ――ドイツ・ロマン派の流れをくむ壮大なエピック・ファンタジー!
魔法物語
ヴィルヘルム・ハアフ 著 種村 季弘 訳
「千一夜物語」を近代感覚でよみがえらせたメルヘンの名作として世界中にあまねく知られる傑作を、大人も子供も楽しめる流麗な訳文でよみがえらせた新訳。
石と笛 3上
定価2,990円(本体2,718円)
伴奏者
ニーナ・ベルベーロワ 著 高頭 麻子 訳
革命期の混乱のなかで、美しいソプラノ歌手の伴奏者となった少女の内なる愛憎を、研ぎ澄まされた文体で描いた“亡命ロシア文化最後の花”ベルベーロワの代表作。話題の映画化原作。
石と笛 2
定価3,098円(本体2,816円)
石と笛 1
行ったことのないところ
D・レーヴィット 著 幸田 敦子 訳
「ファミリー・ダンシング」に続く傑作短編集、待望の第2弾! 自身ゲイである著者がエイズがうずまく現代社会の愛と死と孤独の様々なかたちをしなやかな感性で描く。
音楽のレッスン
P・キニャール 著 吉田 加南子 訳
十七世紀の音楽家マラン・マレの生涯をめぐって、古代ギリシャ、中国、十七世紀フランスと時を超えて物語られる、少年とその声の喪失のドラマ。映画「めぐり逢う朝」の原型となった。
風と共に去りぬ 1
M・ミッチェル 著 大久保 康雄/竹内 道之助 訳
世界中で愛され、読みつがれる永遠の大ロマン! アメリカ南部に生れ、勝気で魅惑的な美貌の持主スカーレットの波瀾の人生を、南北戦争を背景にドラマティックに描いた不朽の名作。カラー版。
定価2,563円(本体2,330円)