検索結果

エマニュエル・カレール (カレール,E)

1957年生まれ。大学卒業後、映画評論やテレビドラマのシナリオ、実験的小説などを書いていたが、1986年に発表した『口ひげを剃る男』で注目を浴び、作家としての地位を確立した。『ベーリング海峡』(87年度SF大賞)、フィリップ・K・ ディックの伝記『俺は生きているがお前たちは死んだ』に続いて発表した『冬の少年』(1995年度フェミナ賞)および『嘘をついた男』がともにフランスでベストセラーになり、数か国語に翻訳される。その後、テレビ・ドキュメンタリー制作を契機に、母方の祖父がロシア人という自分のルーツに目覚め、ドキュメンタリー映画『コテルニッチへの帰還』を発表。2005年には自ら監督して『口ひげを剃る男』を映画化した。

3件中 13件を表示 | 表示件数   件

口ひげを剃る男

外国文学

Modern&Classic

口ひげを剃る男

エマニュエル・カレール 著 田中 千春

ある日いたずら心で口ひげを剃り落としたことから、妻も仕事もすべて失って、破局への道をすべり落ちていく男の物語。ヒッチコックの戦慄を想起させる、フェミナ賞作家の異色作。映画原作。

  • 単行本 / 172頁
  • 2006.06.22発売
  • ISBN 978-4-309-20460-4

定価1,650円(本体1,500円)

×品切・重版未定

詳細を見る
嘘をついた男

外国文学

嘘をついた男

エマニュエル・カレール 著 田中 千春

ジュネーヴに近いフランスの高級住宅地で、ある医者が妻と幼い子供達を殺害し、自宅に火を放った。実は偽医者で18年間も周囲を欺き通していた。二重人格、虚言症?人間の心の闇に迫る傑作。

  • 単行本 / 228頁
  • 2000.08.11発売
  • ISBN 978-4-309-20341-6

定価1,980円(本体1,800円)

×品切・重版未定

詳細を見る
冬の少年

外国文学

冬の少年

エマニュエル・カレール 著 田中 千春

感受性が鋭く内気な少年ニコラ。現実と少年の白昼夢がないまぜとなって様々な事件が続発し、ついに悲劇を迎える――。1995年度フェミナ賞受賞。映画「ニコラ」原作。

  • 単行本 / 188頁
  • 1999.10.26発売
  • ISBN 978-4-309-20327-0

定価1,870円(本体1,700円)

×品切・重版未定

詳細を見る