河出書房新社
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田中 千春 (タナカ チハル)
早稲田大学仏文科卒、パリ大学で比較文学・言語学を専攻。ギリシャ、ハンガリー、香港、マレーシアなどに長期滞在。訳書にアンドレ・ボナール著『ギリシャ文明史』、ピエール神父著『遺言…』(ともに人文書院)、エマニュエル・カレール著『冬の少年』、『嘘をついた男』(ともに河出書房新社)など。
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外国文学
Modern&Classic
口ひげを剃る男
エマニュエル・カレール 著 田中 千春 訳
ある日いたずら心で口ひげを剃り落としたことから、妻も仕事もすべて失って、破局への道をすべり落ちていく男の物語。ヒッチコックの戦慄を想起させる、フェミナ賞作家の異色作。映画原作。
定価1,650円(本体1,500円)
×品切・重版未定
嘘をついた男
ジュネーヴに近いフランスの高級住宅地で、ある医者が妻と幼い子供達を殺害し、自宅に火を放った。実は偽医者で18年間も周囲を欺き通していた。二重人格、虚言症?人間の心の闇に迫る傑作。
定価1,980円(本体1,800円)
冬の少年
感受性が鋭く内気な少年ニコラ。現実と少年の白昼夢がないまぜとなって様々な事件が続発し、ついに悲劇を迎える――。1995年度フェミナ賞受賞。映画「ニコラ」原作。
定価1,870円(本体1,700円)