- 受賞
- フェミナ賞受賞 / 全国学校図書館協議会選定図書 / 日本図書館協会選定図書
単行本 46 ● 188ページ
ISBN:978-4-309-20327-0 ● Cコード:0097
発売日:1999.10.26
定価1,870円(本体1,700円)
×品切・重版未定
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感受性が鋭く内気な少年ニコラ。現実と少年の白昼夢がないまぜとなって様々な事件が続発し、ついに悲劇を迎える――。1995年度フェミナ賞受賞。映画「ニコラ」原作。
著者
エマニュエル・カレール (カレール,E)
1957年生まれ。大学卒業後、映画評論やテレビドラマのシナリオ、実験的小説などを書いていたが、1986年に発表した『口ひげを剃る男』で注目を浴び、作家としての地位を確立した。『ベーリング海峡』(87年度SF大賞)、フィリップ・K・ ディックの伝記『俺は生きているがお前たちは死んだ』に続いて発表した『冬の少年』(1995年度フェミナ賞)および『嘘をついた男』がともにフランスでベストセラーになり、数か国語に翻訳される。その後、テレビ・ドキュメンタリー制作を契機に、母方の祖父がロシア人という自分のルーツに目覚め、ドキュメンタリー映画『コテルニッチへの帰還』を発表。2005年には自ら監督して『口ひげを剃る男』を映画化した。
田中 千春 (タナカ チハル)
早稲田大学仏文科卒、パリ大学で比較文学・言語学を専攻。ギリシャ、ハンガリー、香港、マレーシアなどに長期滞在。訳書にアンドレ・ボナール著『ギリシャ文明史』、ピエール神父著『遺言…』(ともに人文書院)、エマニュエル・カレール著『冬の少年』、『嘘をついた男』(ともに河出書房新社)など。
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