河出書房新社
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青木 笙子 (アオキ ショウコ)
1940年、日本最初の演劇プロデューサー本多延三郎の長女として生れる。日本新劇史に取材した作品に定評がある。『沈黙の川』で小島信夫文学賞・特別賞を受賞、『「仕事クラブ」の女優たち』は民藝で劇化された。
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日本文学
築地人形
青木 笙子 著
『出家とその弟子』の倉田百三との異形の愛と献身の末の破局。二人の男に裏切られながらも、弾圧と貪鬱の中、日本新劇史の波乱を生き抜いた高山晴子の書き下ろし評伝。
定価2,750円(本体2,500円)
×品切
「仕事クラブ」の女優たち
昭和初期、新劇運動に参加した女優たちは弾圧と貧困の中であらゆる仕事に精を出す。細川ちか子、山本安英、高橋とよ、土方与志夫人・梅子。四人の生涯に日本新劇史の大パノラマを描き出す。
定価2,970円(本体2,700円)
沈黙の川 本田延三郎 点綴
「小林多喜二を売った男」という汚名の真実は? 戦後、岡田英次・木村功、劇作家としての井上ひさし・水上勉等を育てた「日本最初の演劇プロデューサー」本田延三郎の人間像に迫る評伝。
定価1,650円(本体1,500円)
○在庫あり
ノンフィクション
「仲みどり」をさがす旅
新劇史に燦然と輝く名優丸山定夫の率いた巡回劇団「桜隊」の女優仲みどり。終戦直前広島で被爆、「原爆症認定患者」第一号となる。動乱の日本新劇史に仲の真の姿を探す迫真のドキュメント。
×品切・重版未定
母の贈り物
日本の演劇界にプロデュースシステムを確立した本田延三郎を父にもつ著者。私財をなげうち演劇に没頭する夫を見守る妻。波瀾の末に迎えた老いの日々に、影のように逞しく生きる母を描く。
定価1,980円(本体1,800円)