河出書房新社
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2020.03.03更新
3月6日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
なみだふるはな
石牟礼 道子/藤原 新也 著
一九五〇年代水俣、そして二〇一一年福島。企業と国家によって危機に陥れられたこの二つの土地の悲劇をそれぞれに目撃した二人が、絶望と希望の間を揺れ動きながら語り合う対話集。
定価935円(本体850円)
○在庫あり
母ではなくて、親になる
山崎 ナオコーラ 著
妊活、健診、保育園落選……三十七歳で第一子を産んだ人気作家が、赤ん坊が1歳になるまでの、親と子の様々な驚きを綴ってみると!? 単行本刊行とともに大反響を呼んだ、全く新しい出産子育てエッセイ。
定価869円(本体790円)
若き詩人たちの青春
三木 卓 著
鮎川信夫、谷川雁、田村隆一、長谷川龍生......。詩人たちが集い、いきいきと躍動していた1950-60年代。戦後の詩壇を鮮やかに彩った詩人たちの、知られざる素顔を描く記念碑的名著!
定価1,485円(本体1,350円)
ニギハヤヒと『先代旧事本紀』 物部氏の祖神
戸矢 学 著
初代天皇・神武に譲位した先代天皇・ニギハヤヒ。記紀はなぜ建国神話を完成させながら、わざわざこの存在を残したのか。再評価著しい『旧事記』に拠りながら物部氏の誕生を考察。単行本の文庫化。
定価1,078円(本体980円)
白の闇
ジョゼ・サラマーゴ 著 雨沢 泰 訳
突然の失明が巻き起こす未曾有の事態。「ミルク色の海」が感染し、善意と悪意の狭間で人間の価値が試される。ノーベル賞作家が「真に恐ろしい暴力的な状況」に挑み、世界を震撼させた傑作。
定価1,430円(本体1,300円)
邂逅 クンデラ文学・芸術論集
ミラン・クンデラ 著 西永 良成 訳
ラブレー、ドストエフスキー、セリーヌ、カフカ、ガルシア=マルケス、フェリーニ……愛する小説、絵画、音楽、映画を、かろやかに論じる、クンデラ評論の決定版。
定価1,540円(本体1,400円)
ドイツ怪談集
種村 季弘 編
窓辺に美女が立つ廃屋の秘密、死んだはずの男が歩き回る村、知らない男が写りこんだ家族写真、死の気配に覆われた宿屋……黒死病の記憶のいまだ失せぬドイツで紡がれた、暗黒と幻想の傑作怪談集。新装版。
定価1,100円(本体1,000円)