河出書房新社
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2017.05.02更新
5月8日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
A
中村 文則 著
風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家……。中村文則が贈る十三の「生」の物語。
定価605円(本体550円)
○在庫あり
はじめての聖書
橋爪 大三郎 著
羊、クリスマス、十字架、ノア、モーセ、イエス、罪、愛、最後の審判……聖書の重要ポイントをきわめて平易に説き直す。世界標準の基礎知識への道案内。ほんものの聖書を読むための「予告編」。
定価814円(本体740円)
カネと暴力の系譜学
萱野 稔人 著
生きるためにはカネが必要だ。この明快な事実から国家と暴力と労働のシステムをとらえなおして社会の見方を根本から変えた、斬新にしてあざやかな理論の誕生。
×品切・重版未定
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
蟇屋敷の殺人
甲賀 三郎 著
車から首なしの遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。謎の美女、怪人物、化け物が配される中、探偵作家と警部が犯人を追う。秀逸なプロットが連続する傑作。
定価880円(本体800円)
楽園への道
マリオ・バルガス=リョサ 著 田村 さと子 訳
ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。飽くことなく自由への道を求め続けた二人の反逆者の激動の生涯を、異なる時空を見事につなぎながら壮大な物語として描いたノーベル賞作家の代表作。
定価1,540円(本体1,400円)
リプリーをまねた少年
パトリシア・ハイスミス 著 柿沼 瑛子 訳
犯罪者にして自由人、トム・リプリーのもとにやってきた家出少年フランク。トムを慕う少年は、父親を殺した過去を告白する……二人の奇妙な絆を美しく描き切る、リプリー・シリーズ第四作。
定価1,320円(本体1,200円)
脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ
デイヴィッド・J・リンデン 著 夏目 大 訳
脳はその場しのぎの、場当たり的な進化によってもたらされた! 性格や知能は氏か育ちか、男女の脳の違いとは何か、などの身近な疑問を説明し、脳にまつわる常識を覆す! 東京大学教授池谷裕二さん推薦!
定価1,078円(本体980円)
デカメロン 下
ボッカッチョ 著 平川 祐弘 訳
「百の物語には天然自然の生命力がみなぎっていて、読者の五感を楽しませるが、心の琴線にもふれる。一つとして退屈な話はない」(解説より)。物語文学の最高傑作の全訳決定版、完結編。