読者の声
この本に寄せられた“ 読者の声 ”です。
★2020.05.27 「国家への道順」秋葉原のBookOffで買って数日で読み切ってしまった。見開きに墨筆で書かれた著者の署名と「戦の中に人あり戦の後に人あり」と2016年夜長月フルハウスにてという書付が記載されていた。読み始めて直ぐP14~「謝罪の言葉を唾を吐くように簡単に口にしてはいけない、いったい、何を知っている?植民地がどこにある?」の問い掛けに愕然とした。30代の頃「なぜ学校の歴史の教科書に【近代史】がないのか?に疑問を持ちつつ、先の大戦の事や主権国家の主権について考えたり、「週刊金曜日」で過去及び現在の日本の歪な政治構造を知り、また辺見庸の「1937」は衝撃でした。残り少ない時間を、のほほんと過ごすよりは過去を知り行く末を案じながら生きて行きたいと思うようになった。貴著「JR上野公園口」も読んでみたい本の1冊です。
埼玉県 about さん 72歳 男性