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「東電OL」、木嶋佳苗、角田美代子、上田美由紀、下村早苗、畠山鈴香…etc.
彼女たちはなぜ殺し、殺されたのか?
女たちが語る〈女の殺人事件〉

単行本

ドクフタチ

毒婦たち

東電OLと木嶋佳苗のあいだ

上野 千鶴子

信田 さよ子

北原 みのり

単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-24634-5 ● Cコード:0036
発売日:2013.10.25

定価1,540円(本体1,400円)

×品切・重版未定

  • なぜ女は殺し、殺されたのか? 東電OLから「平成の毒婦」木嶋佳苗まで、頻発する〈女の事件〉を私たちが語り直す。その底にある女と男をめぐる社会の矛盾と闇、女たちの絶望と希望とは。

    壇蜜さん絶賛!

    「欲しいものがありました。でも貰えませんでした。
     だから、こうなりました。私も彼女たちも」——壇蜜


    「東電OL」、木嶋佳苗、角田美代子、上田美由紀、下村早苗、畠山鈴香……
    彼女たちはなぜ殺し、殺されたのか——?
    〈女たちの殺人事件〉を語れば見えてくる、女と男をめぐる社会の姿と、その先の絶望と希望。

    ・女はケアで男を殺す
    ・木嶋佳苗と「東電OL」の共通点
    ・団塊世代と援交世代が生んだ殺人!?
    ・母娘の愛憎から事件を読み解く
    ・角田のサティアンはいかに構築されたか
    ・ヤンキーと母性神話
    ・警察を信じない人たち
    ・男たちがもっとも嫌う「母が子供を殺す事件」
    ・殺し、殺されないための新しいサバイバルテクニック
    ・もうひとりの毒婦としての「壇蜜論」…etc.

    最強フェミニストにして社会学者×女性からの信頼度ナンバー1のカウンセラー×木嶋事件にもっとも迫ったルポライターがこれまでにないキーワードで、タブーを超えて徹底的に語る、「毒婦」鼎談。

    殺し、殺されずに生きていくためのサバイバルテクニックがここに!

著者

上野 千鶴子 (ウエノ チヅコ)

1948年、富山生まれ。社会学者。日本におけるジェンダー論・女性学のパイオニア。『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞受賞。おもな著作に『スカートの下の劇場』『おひとりさまの老後』など。

信田 さよ子 (ノブタ サヨコ)

1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。アルコール依存症、摂食障害、DV、子ども虐待などを専門とする。著書に母娘問題を取り上げた『母が重くてたまらない』ほか、『家族収容所』など。

北原 みのり (キタハラ ミノリ)

1970年神奈川県生まれ。作家。津田塾大学卒。96年フェミニズムの視点で女性のためのセックストーイショップ「ラブピースクラブ」設立。著書に『木嶋佳苗100日裁判傍聴記』『性と国家』(共著)など多数。

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