読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.30   私は医療従事者で、この本に登場するような抗がん剤を扱う部署で働いています。
この本の中の「がん患者やからって、喜びをうばわれるべきやない。」という言葉。私は患者さんにこんなに真っ直ぐ言えていないなと心にズシンと響きました。関西弁でコミカルに伝わるけどもとても心に残る内容でした。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.27   誰に教えられたのかも覚えていませんが、私もなぜか蜘蛛だけは家の守り神だからと絶対に殺さず、掃除もほらほら危ないよと声をかけながら蜘蛛を避けて掃除するくらいで笑
西さん、おばあさん様様ですね!
私はもともと慢性蕁麻疹持ちで年に1回くらいひどいやつになるんですが、5年前のその時、食べ物が全く喉を通らなくなる謎の症状が同時に出て大学病院を紹介され約2ヶ月ありとあらゆる検査をする中で初期の肺腺癌が見つかりそこからアラアラと手術になり、その頃には最初の飲み込めない症状は消え去り(結局原因不明、喉はいたって健康)
まぁ、これは親切な「お知らせ」だったんだろうなぁと思ってます。
この世界にはまだまだ不思議がいっぱいですね。
西さん、お元気でいてください。
きっと大丈夫!

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.18   ステージ1の乳がんで、右乳房全摘しました。こんな軽いステージなんだから、不安に思ったり怖がるのは申し訳ない、後ろめたい感じがずっとあります。そんな罪悪感にも似た気持ちは、当たり前なんだよと、言ってくれる人は居なかった。
大きな胸の傷跡も、不安で気弱になったりすることも、全部ひっくるめて、私は私を生きて行って良いんだと、言ってもらえた様でした。
ありがとう。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.13   NHKの番組で西さんのがん闘病の動画が取り上げられていて、とても共感して本を読みました。カナダの医療現場のことも含め、カナダと日本の文化の違いに関する記述がとても興味深かったです。考えさせられた記述の一つは『障害を持っていることで「迷惑をかける」などという観念はないし、困っている人がいれば助けるのが当たり前なのだから、助けられた側も過剰に感謝する必要などない。このような共生も、本来は当たり前のことだ。だがそれを「当たり前のこと」として皆で共有してる街は、マイノリティに対してだけではなく、結果全ての人に優しい。』(p.110)です。
読後改めて西さんの動画を観たくなり、再度NHKラーニングの動画を観ました。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.07   『へび』を読んでいて、くもに辿り着き、あなたに向けられた言葉は私に届きました。痛みや苦悩を想像するのは遠巻きにして、ただ心のうちに添ってみました。勇敢という言葉の通り自分で決断する潔さ、多くの人との絆、愛と情との相違、ガンさえも生きているととらえること、くもが守り神のような祖母であることなど、随所で頷きながら読みました。
平穏と裏腹な困難が、近くに潜んでいるかもしれないと思いながらも、今の幸せをかみしめて生きようと再確認しました。
西さんの生の声が、しっかりと聴こえてきました。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2024.01.05   生きるって日頃感じないこと。でも、死が身近に迫ると、ハグ、友達、景色、食べ物、全てが痛いくらいに輝きを増す。でもリアル。西さんはそんな切羽詰まった環境を関西弁で和ます。でも、人が生きるってリアルで辛く、幸せで、切なく、楽しい感じ。そんな体いっぱいの全身で受けた感じでドストレートで投げられた感じ。受け取りは読者それぞれに。大谷選手のストレートより重い直球。素晴らしい問いに出会えました。ありがとう。西さん。

宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門

宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門

 

松尾 太郎 著

★2023.12.17   私は、宇宙や不思議な事や、まだ解明されていない事が大好きで、何か初心者でも解る面白い本が出ていないかなと探していたら、有りました!面白い!地球外生命体を探す上で、あれだけ地球の歴史や地質や気候や生物を理解する必要があるとは、著者は色々な事実に耳を方向け興味を持たれているのだと、大変興味深く読ませて頂きました。また本を出版される事を期待します。

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。

 

haru 著

★2023.11.28   この本は、私が凄く大切に何度も読んでいる本で、本当に大好きな本です。私は元々、HSPやADHDなどが書かれている本に興味があり、そこからふっと手に取った本がこの本でした。読んでみると、自分の知らない世界がharuさんの中では繰り広げられているということを感じ、直ぐにいい本だと思いました。色んな人にこの本が広がっていったら私自身とても嬉しいです!

ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンス

 

河出書房新社 編

★2023.11.22   表紙のビル・エヴァンスの佇まいに一目惚れし、思わず衝動買いしてしまいました。本書でも取り上げられている映画『タイム・リメンバード』を観て以来、私にとってのビルは、「大いなる謎」以外の何ものでもないのですが、本書には、そんな謎を解くための鍵が、いっぱい詰まっているように思えます。表紙には「孤高のジャズ・ピアニスト」とありますが、彼ほど孤高という言葉が似合うアーティストはそうはいないでしょう。私の“ビルを巡る旅”は、まだ始まったばかりです。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.19   本作に出会う前に友人が癌を患い余命幾許も無い事を知り、意気阻喪の頃ラジオで紹介していた『くもをさがす』に惹かれ書店に向かいました。
私も関西人なので、本書のカナダの人が関西弁で登場することに妙にリアルを感じて、西さんの気持ちの中にも、入っていくことができました。
自分はじぶん…といいながらも、客観視しながらプロに頼り、信頼する事、生き抜く事を信じて他人に感謝し愛する西さんの日々、どんなにしんどくて、怖かっただろうと思いながらも、読み終わらないうちに私には希望がみえました。
美しく張られた蜘蛛の巣をわずかに差す真っ直ぐな陽の光で見つけ、その真ん中に神々しくいる蜘蛛を見つけるのが、好きな私です。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.18   カナダに語学留学を考えている私にとってはカナダでのリアルな医療形態、生活風景などが垣間見えて勉強になりましたし、今を生きる事の素晴らしさ、尊さが胸が痛くなるほどこの本から伝わってきました。
また過去に大切な人が癌を患った時にこの本に出会えていたら違う対応が出来ていたかもなと思わされました。
私にとって大切な一冊になりました。
西加奈子さんありがとうございます。

趣味で腹いっぱい

趣味で腹いっぱい

 

山崎 ナオコーラ 著

★2023.11.11   稲村さんと鞠子のトークイベントがとてもよかった。私も行きたくなった。私も出産していないが、毎日自殺しないで、起きたり、呼吸したりしている。それだけでいいんだと思えた。ミキさんの気持ちも少し分かるような気がした。最近流産して、気持ちが落ちていたが、グリーフケアを受けられる環境がなく、何をしたらいいのか分からなかった。同じ経験をした人と話し合ったりしたいと思っていたが、本を通してトークイベントに参加したような気になって、関係ない話を聞いても、傷を癒せるのかもしれないと思えた。

腹を空かせた勇者ども

腹を空かせた勇者ども

 

金原 ひとみ 著

★2023.11.08   最近は高校生が主人公の小説を読んでも、途中でもういいやって止めることが続いてたので
これもどうかなと思いつつ読み始めたんですが、面白くて楽しくてワクワクしながら読みました。
今までの金原さんの作品とはかなり違う世界でしたが、こういう世界も書ける事にも驚きました。
願わくば、続編を書いて頂きたいです。
というよりシリーズ化して頂いて、大学生のレナレナや社会人になったレナレナ達も見せて欲しいです。
娘さんがモデルになっているのかなと思うので、娘さんの成長に合わせてでいいので、どうかどうかよろしくお願い致しますm(_ _)m

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.05   33歳未婚で乳がん告知されました。そんな時に書店で手にした本でした。
これから私がどうなるのか不安すらも自覚できていない状態の中、まだ他人事のように読んでいたと思います。
日々の検査結果の更新。その都度治療や人生の選択。
どれだけ書ききれないことがこの本には隠されているのか。それを想うだけで、自分も強くあれるかもしれないと思えます。
これから抗がん剤治療が始まりますが、私もこの1日1日を笑い飛ばせるように頑張ります。
ありがとうございます。

手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。

手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。

 

三人称 鉄塔(賽助) 著

★2023.10.31   今、自分のやりたい事で人生を歩んでいく勇気が生まれました。
今やっていることが、何かの役に立つのか?報われるのか?周りはちゃんと社会人をしているのに自分ときたら…なんて考える日々がありました。
ですが、この本を読んで鉄塔さんもそんな時期があったんだ、続けてきたことがこうして繋がっているんだと心震えるものがありました。
私も将来につながるように今を生きたいと思います。

この本を出版していただき、ありがとうございました!!

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.26   83歳で母が乳癌になり現在85歳。膀胱がんと肺癌と次々とがんが見つかりながら今治療しています。その母の趣味は読書で今回母から貸してもらって読みました。海外での告知 治療周りの方の助けなどとてもわかりやすく伝わりました。
心の持ちどころの大切さも、大事だなぁと思います。これからも頑張ってください。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.25   9月に乳がんを告知され、まさか私が、と真っ暗な気持ちで入った書店で導かれるようにこの本に出会いました。
読み進めるうちに、あなたとは私だ、これは今の私のために書いて下さったのだ、と思わずにはいられませんでした。
「あなたの体のボスはあなただ。」という言葉に勇気をもらい、自分の意思で主治医や治療法を決めてきました。来月手術が控えています。不安な夜もありますが、そんな時はこの本を開き、お気に入りの言葉を何度も読み返します。
私を暗闇から救ってくれた「くもをさがす」。なんとお礼を申し上げたらよいか分かりません。
お会いしたことのない西さんも作中登場する病気を乗り越えた方たちも、私のキャンサーシスターフッドだと思っています。
西さんが、みなさんが、これからも幸せで、輝いていますように。
私も頑張ります!勇気を、光を、ありがとうございました!

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   とても読みやすい文章、赤裸々な内容、希島あいりの心の中が透けて見えるよう。

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   タイトル通り。
確かに激しい抑揚は無いかもしれない。
でも、それこそが彼女のリアル。
等身大の女の子のその時その時の感情を描いた内容は必見。
かわいい女の子がそこにいた。
TVや煌びやかな世界で活躍する人も1人の女性なんだと思わせてくれる。
恋愛っていいもんだなぁと久々に思わせてくれた作品でした。

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   まるできじーが読み聞かせてくれてるかのような感覚で一気に読了しました。
ドラマチックじゃない…決してそんなことはない物語でした。
それに、デビュー以前も含めた等身大の『リアル』に触れられたこと、それ自体が自分にはドラマチックな体験。
読み終えて、ますますきじーのことを好きになりました。

行間にも表れてない「さらなるリアル」をきじー自身が語ってくれている音声ファイルは貴重で贅沢。
きじーの声は本当に心地よく、癒やされる響きです。

文章が「彼女のリアル」を描いたものであるように、物語の節目ごとに収められたグラビアから一貫して感じたのはきじーの「自然体」。
音声ファイルも含めた全てのコンテンツが調和しながらきじーの魅力を発してる一冊です。
きじーファン以外にも彼女の魅力の一端に触れるキッカケとしてお勧めしたいし、若い女性にも読んでもらいたいです。