読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
 
- ババヤガの夜- 王谷 晶 著- ★2025.07.04 アクションシーンはカッコよかったし展開に意表を突かれたりで楽しく読んだ。バイオレンスな作品に面白さと同時に後ろめたさを感じる良識もそのうち身につけたい。 
 
- ババヤガの夜- 王谷 晶 著- ★2025.07.04 ダガー賞ノミネートされたタイミングで興味を持ち読みました 
 こういった暴力世界を、女性が描くんだという感動と衝撃たるや
 この世界が平和であるために、もっと理不尽な暴力を書いてほしいです
 
- ババヤガの夜- 王谷 晶 著- ★2025.07.04 血が沸騰しました。 
 疾走感が半端なく、描写がとにかくカッコいい!
 緊張感のある文体も好きです。
 主人公のように大きく強く生まれたかったと思いました!最初から最後までかっこいい!
 映像が韓国ノワールのように頭に浮かびました。
 とにかく読んで欲しい一冊です。
 
- ババヤガの夜- 王谷 晶 著- ★2025.07.04 自分の中にあったもやもやを晴らしてくれるものに出会えた!と思いました。 
 こんな歳になりましたが、やっと自分を肯定できそうです。
 
- 「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ- 河出書房新社 編- ★2025.07.02 日々つらことがあって気が落ちていたけどこれを読むととても同感したこれからはわっちがみんなに生きるよさをつたえたい 
 
- 虹いろ図書館のへびおとこ- 櫻井 とりお 著- ★2025.07.01 すごく面白い!!!!!!!!!! 
 最初、この本を手に取ったとき、「運命だな。」と思いました。ちょっと笑えたり、..泣きそうになったり....主人公のほのかの繰り広げる展開が、率直でおもしろ!!
 イヌガミに、きゅん!
 
- ババヤガの夜- 王谷 晶 著- ★2025.06.16 ボーっと読んではいけない。いやボーっと読んではいられない。血がたぎる、血の気が引く、止められないジェットコースターのような小説です。しかし、それでも言います、ボーっと読んではいけない。 
 先人たちの名作ハードボイルド小説とは一味違う読後感が味わえました。面白い小説に出会えた嬉しさに浸っています。ありがとうございます。
 
- マリリン・トールド・ミー- 山内 マリコ 著- ★2025.06.10 一気に読みました。マリリン・モンローは、もう少しでフェミニズムのシンボルになっていたかもしれない。コロナ禍の苦境の中、マリリンにのめり込み、時に依存もしてしまいつつ、マリリンにエンパワメントされて人生を切り開いていく主人公杏奈の姿、夢中で読み進めました。学ぶとは、とりわけ語学とは可能性を開く希望になりうること、感銘を受けました。読書を愛する者として、杏奈が思い描くニューヨークでのマリリンの姿に泣いてしまいました。読書を馬鹿にする(なんてこと!)ハリウッドから逃れて、マンハッタンの公園で、バーで、ホテルで、お風呂上がりのベッドの上で大好きな本を気ままに読み耽るマリリンの姿。幸せな情景で、もっとも心を動かされた場面です。素晴らしい本をありがとうございました。 
 
- 脳科学者の母が、認知症になる- 恩蔵 絢子 著- ★2025.05.30 妻がアルツハイマー型認知症を患い、日々記憶を失っていく姿に、私はどのように向き合えばよいのか、深い葛藤の中にいました。 
 そんな折に出会ったのが本書です。読み進める中で、ただ対処法を学んだという以上に、人間とは何かという本質的な問いを突きつけられた気がしました。
 記憶や言葉が失われても、人間性は失われない。むしろ、感情や反応の豊かさに、その人らしさが残り続けている。その視点を得て、私は妻の姿をあらためて見つめ直すことができました。
 
- 総特集 星野之宣 大増補新版- 星野 之宣 著- ★2025.05.23 大増補新版の刊行ありがとうございます。50年の画業の重みを実感します。 
 最新インタビュー、驚きの内容もありましたが、創作と向き合い続ける姿が伝わってきて嬉しい限りです。漫勉neoへの出演、ファンの一人として、改めてお礼を申し上げます。
 萩尾望都先生との合作、楽しかったです。萩尾先生・星野先生の原点である、"漫画の神様"とのコラボは必然ですよね。ハレルヤ!
 瀬名秀明さんの寄稿、特に『ヤマタイカ』誕生秘話に驚きました。
 星野先生、これからも創作の翼を、思う存分広げてください。応援しています。
 
- 星野之宣50周年珠玉SF選集 星芒- 星野 之宣 著- ★2025.05.23 星野先生、画業50周年おめでとうございます。収録作品は、1975年の手塚賞受賞作「はるかなる朝」から2014年「雷鳴」まで、40年にわたります。絵柄は変化していますが、SFの魅力であるセンス・オブ・ワンダーの着想や意表を突くストーリー展開は一貫しています。 
 あとがきで「月夢」をSF指向と歴史指向が微妙にバランスした作品と書かれています。50年の画業の中で、ある時はSFに、ある時は歴史に軸足を移しながらも、科学的思考で作品に向かう姿勢は変わりませんね。
 1980年代、SFでは『2001夜物語』、歴史では『ヤマトの火』『ヤマタイカ』で確立したスタイルを駆使して、恐竜の世界から宇宙の果てまで、数々の作品を我々読者に届けてくれています。
 これからも、未知の世界へ連れていって下さい。応援しています。
 
- くもをさがす- 西 加奈子 著- ★2025.05.18 関西弁で書かしてください。 
 ワタシはコロナの前も(喘息だから)コロナ渦中もコロナ後の今も布マスク。渦中の時、近くの100キンのマスクは不織布やけど○国製の鼻ムズムズのんしかなかったんで貧乏もあって自作しました。地元大阪で売ってるのは布、不織布半々でしたね。東京に住んでたらメンタルやられてたかも。違いますね東京と。ワタシDVやらパワハラやらセクハラですっかり対人恐怖持ちですねん。行きたいなあバンクーバー、多様性オッケーていいな。障がいやしアセクシャルやし。PSTDの悪夢見て不眠症がキツイ時、露地を挟んでおっちゃんのいびきが聞こえます。それぐらいの狭さですねん。けど夢やないてわかってほっとしますねん。(日本には情はあるけど愛はないって)て友達にいうたら、わからんて。ワタシも分かりません。ほな‼️いち「あなた」より。
 
- 1秒24コマのぼくの人生- りんたろう 著- ★2025.05.17 りんたろう監督の劇場アニメ作品は好きなものが多く、これまでもそのお名前は意識していたのですが、あまりどういう方なのか分からなかったです。 
 このマンガを読むと、少年期~日本動画の黎明期における立ち位置と自意識、そしてアニメ監督としてヒットメーカーになるあたりがよくわかり、そしてりんたろう作品がなぜ魅力的なものかもよくわかりました。
 そして失礼ながら、こんなに絵が上手な方とは知らず、人物やコマから、とくに「幻魔大戦」に通ずる表情や間を感じて、あれはりんたろう監督の演出力だったんだ・・、と感激しました。
 なお、このマンガにはでてきませんが、映画「火の鳥 鳳凰編」は短い尺ながらも大傑作だと思っています(手塚先生と関係がある作品なので、このマンガでも取り上げていただきたかった!)
 
- わたしだけのアイリス- 源 孝志 著- ★2025.05.15 元々、源孝志さんの映像作品の大ファンで、『グレースの履歴』もドラマから原作を知り、何度も読み返す程大好きな作品になりました。 
 『わたしだけのアイリス』は、ドラマより先に読み、ドラマを観、天草の美しさに感動し、先日の連休には、物語の舞台となった本渡、崎津まで行ってきました。あいにくの雨模様で、青い空や勿忘草色の海の色は見られませんでしたが、海咲や晶太郎が見ていた景色を見ることができて、とても感動しました。
 源孝志さんの小説が大好きなので、次の作品も切望しています。お忙しいと思いますが、楽しみにお待ちしています。ぜひよろしくお願いします。
 
- あの夏が飽和する。- カンザキ イオリ 著- ★2025.04.27 曲を聞いていても聞いていなくても楽しめる作品で世界観にぐっと引き込まれました。そして感動しました! 
 
- くもをさがす- 西 加奈子 著- ★2025.04.01 今、まさに乳がん摘出手術で入院中です。西加奈子さんは大好きな作家さんですが、本作はご自身の闘病について書かれていると知り読む覚悟ができていませんでした。入院するにあたり本を何冊か持参するといいと言われ、真っ先に思い浮かび手に取りました。そして、ドレーンを下げながら読みました。日本のように手厚くない環境、「術後のあの状態で待合室座らす!?」「ドレーン管理、自分なん!?」と驚きながらも、逞しく愛に包まれ闘病を終えられた姿に希望をもらえた気がします。心強いがんサバイバー先輩たちは、読者をも励ましてくれました。無い胸を張って生きていきます! 
 
- わたしだけのアイリス- 源 孝志 著- ★2025.03.29 同題のNHKドラマをみて、その映像・音楽・ストーリーに感激し、ぜひ原作を読みたいと思いました。小説を読むのは、実に約45年ぶり。 
 主要登場人物の会話が、ドラマとほぼ同じだったのは、ある意味で感激です。
 故郷島原への帰郷での関わり合いを通し、自身を取り戻していく過程に共感しました。特に恩師の美術教師、幼馴染みの晶太朗との距離の変化も味わい深いです。
 最後のフィレンツエのブドウ畑でのシーンが余韻を残しています。自分の中での海外旅行先として、フィレンツエが急浮上です。
 
- 約束された移動- 小川 洋子 著- ★2025.03.15 名前の知らない人たちと人生の数々、最後に特別な彩りが残らなくても、彼らは自身のひそかな秘密に満足している。一つ一つの物語では伝わらないかもしれない。読み終えた時、枯れた一輪のリンドウを想う事ができます。私の読んで良かった一冊。私は作者のひそかな移動を想いながら、これからも読んでいきます。 
 
- 一冊でわかるオランダ史- 水島 治郎 監修- ★2025.03.10 授業でオランダの事を学んだのと、ヘタリアで外国のことに興味を持ったので読みました。ネーデルラント連邦共和国が出来るまでと、そこからネーデルラント王国が成立するまでの流れが面白かったです。文章も読みやすく、さくさく進みました。 
 
- 愛ちゃんのモテる人生- 宇井 彩野 著- ★2025.03.09 表紙のポップで軽やかな印象と、いい意味でギャップがあり、大切なことがこれでもかとギュッと詰め込まれた密度の濃い一冊でした。 
 でも、登場人物が魅力的で、それぞれの振る舞いに説得力があり、まったく説教くさくなく、とても楽しく一気に読みました。
 いろんなことにこまやかに配慮されていることが伝わってきて、朝ドラ『虎に翼』を観たときに似た読後感がありました。
 こんな本を、10代で読めてたらすごく幸せだっただろうなー、と今の若い人たちがうらましくなる一冊でした。





