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単行本

マリリントールドミー

マリリン・トールド・ミー

山内 マリコ

受賞
産経 / 全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46 ● 248ページ
ISBN:978-4-309-03185-9 ● Cコード:0093
発売日:2024.05.28

定価1,870円(本体1,700円)

○在庫あり

  • 友達なし、恋人なし、お金なし。上京直後にコロナ禍に見舞われた大学生・瀬戸杏奈。孤独を募らせる彼女のもとに、ある夜、伝説の大女優から電話がかかってきて――。運命突破系青春小説!

著者

山内 マリコ (ヤマウチ マリコ)

1980年富山県生まれ。著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』など。

読者の声

この本に寄せられた読者の声一覧

一気に読みました。マリリン・モンローは、もう少しでフェミニズムのシンボルになっていたかもしれない。コロナ禍の苦境の中、マリリンにのめり込み、時に依存もしてしまいつつ、マリリンにエンパワメントされて人生を切り開いていく主人公杏奈の姿、夢中で読み進めました。学ぶとは、とりわけ語学とは可能性を開く希望になりうること、感銘を受けました。読書を愛する者として、杏奈が思い描くニューヨークでのマリリンの姿に泣いてしまいました。読書を馬鹿にする(なんてこと!)ハリウッドから逃れて、マンハッタンの公園で、バーで、ホテルで、お風呂上がりのベッドの上で大好きな本を気ままに読み耽るマリリンの姿。幸せな情景で、もっとも心を動かされた場面です。素晴らしい本をありがとうございました。 (タチバナ さん/36歳 女性)

私はこの本を読んだ時、複雑性PTSDと診断され、休職していました。もともとマリリンが好きだったこともあり、タイトルを見て即購入しました。
主人公は私と同じ悩みを抱えていました。家庭環境も似ていて、話の世界に引き込まれていきました。本書の中の台詞に救われた気持ちになり、前向きに自分の人生を振り返るきっかけにもなりました。本の力は凄いです。ありがとうございました。 (Kiki さん/30歳 女性)

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