- 受賞
- 朝日、日経 / 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 280ページ
ISBN:978-4-309-02506-3 ● Cコード:0095
発売日:2016.10.28
定価1,980円(本体1,800円)
○在庫あり
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生い立ちや家族、『釣りバカ』や大河ドラマの裏話、監督・俳優との交流秘話……“全身役者”が、痛快無比な70年の人生を赤裸々に明かす、初の自伝。芸能デビュー50周年・古希記念出版!
西田さんは、1947年11月4日福島県郡山市に生まれました。
映画好きな養父母のこと、美少年だった中学時代、俳優を目指して東京の高校を受験したこと……その役者としての原点から、青年座入団、大河ドラマ、映画『釣りバカ日誌』などなど、サラリーマンから将軍まで何百という人生を演じてきたその人生を、時におもしろくまた時にほろりとするエピソードを、おしげもなく披露しながら、描いていきます。
またその人生は、同時に、日本の映画やテレビの、俳優から見た“もうひとつの歴史”の貴重な証言にもなっており、昭和・平成の「芸能史」を語るうえで、欠かせない資料にもなっています。
監督・俳優・友人との交流秘話もいっぱいの、「国民的俳優」の初の自伝は読みどころ満載です。
【西田敏行さんからのコメント】
役者としてデビューしてから50年、前ばかり見て突っ走ってきた気がします。今年、古希を迎え、「人生の休暇」ともいうべき長い入院生活のオマケまでついて、ちょっと過去を振りかえる時間ができたんです。それで出来たのが、『役者人生、泣き笑い』です。
タイトル通り、よく泣き、よく笑い、更に、よく遊び、よく怒り、そしてもちろん、よく演じてきたなアって思いますね。役者って、いろんな人の人生を「演じる」というより「生きる」ワケです。舞台にしてもテレビや映画にしても、ひとつひとつに、かけがえのない思い出があります。それはもう僕の役者人生の、貴重なひとコマ、ひとコマで、思い出すだけで、涙がでてきそうです。一人でも多くの人に読んでいただけたら、嬉しいです。 -
【目次】
はじめに
第一章 映画が「僕の学校」だった
第二章 東京さ行って映画俳優になるぞう
第三章 ターニングポイントは『写楽考』の舞台
第四章 テレビ小説『北の家族』のレギュラーに抜擢
第五章 モロに〝地〟を出して大ブレーク
第六章 「愛妻」プラス「子煩悩」という生き方
第七章 「悪友」は「良友」だべ
第八章 大河ドラマで『秀吉』と『西郷』を演じて学んだこと
第九章 西田式役者術のヒミツ
第十章 憧れの吉永小百合さんとワクワクドキドキ共演
第十一章 「極地三部作」で命の限界に挑んだ!
第十二章 『釣りバカ日誌』世の中バカがいなきゃ面白くない
第十三章 「真似る」は「学び」
第十四章 役者ほど面白い仕事はない
第十五章 取り戻したい「故郷・福島」
おわりに 四ヶ月間の入院は神様がくれた「休暇」
著者
西田 敏行 (ニシダ トシユキ)
1947年生まれ。福島県郡山市出身。劇団青年座での初主演『写楽考』で注目を浴びる。以来、映画・テレビ・舞台で縦横無尽に活躍し、唯一無二の存在感を示す。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など受賞多数。
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