話題の本屋さんが紹介する これからの新しいスタンダード365冊
- 受賞
- 読売、毎日 / 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 A6変形 ● 408ページ
ISBN:978-4-309-02634-3 ● Cコード:0095
発売日:2017.11.24
定価1,540円(本体1,400円)
○在庫あり
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春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。話題の書店「Title」の店主が、暮らしを彩るスタンダードな本365冊を紹介。どこでも、どこからでも楽しめる完全書きおろし。
春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に、暮らしを彩る1冊の本を。
オープン以来大きな話題を呼んでいる書店「Title」(タイトル)の店主が、
これからの新しいスタンダードともいえる本・365冊を、季節毎にそっと紹介。
気鋭のイラストレーター・中山信一氏によるかわいらしいイラストも満載。
手軽な文庫サイズで、本棚の片隅にいつも置いておきたい、
どこでも、どこからでも楽しめる、ブックガイド。 -
【もくじ】
はじめに
春のほん
夏のほん
秋のほん
冬のほん
紹介作品一覧
【紹介作品(一例)】
◎春のほん
『情緒と創造』岡潔(講談社)
『郊外へ』堀江敏幸(白水社)
『山のパンセ』串田孫一(ヤマケイ文庫)
『こちらあみ子』今村夏子(ちくま文庫)
『3月のライオン』羽海野チカ(白泉社)
『死んでしまう系のぼくらに』最果タヒ(リトルモア)
『きことわ』朝吹真理子(新潮文庫)
『博物誌』ルナール 岸田国士訳(新潮文庫)
『青い鳥の本』石井ゆかり(パイ インターナショナル)
『文体練習』レーモン・クノー 朝比奈弘治訳 (朝日出版社)
◎夏のほん
『スイミー』レオ=レオニ 谷川俊太郎訳 (好学社)
『生物から見た世界』 ユクスキュル/クリサート 日高敏隆・羽田節子訳(岩波文庫)
『風の谷のナウシカ』宮崎駿(徳間書店)
『ガケ書房の頃』山下賢二(夏葉社)
『独立国家のつくりかた』坂口恭平(講談社現代新書)
『風の歌を聴け』村上春樹(講談社文庫)
『新編 銀河鉄道の夜』宮沢賢治(新潮文庫)
『この世界の片隅に』こうの史代(双葉社)
『野生の思考』クロード・レヴィ=ストロース 大橋保夫訳(みすず書房)
『それでも日本人は戦争を選んだ』加藤陽子(新潮文庫)
◎秋のほん
『かなわない』植本一子(タバブックス)
『家守綺譚』梨木香歩(新潮文庫)
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉(河出文庫)
『尾崎放哉全句集』尾崎放哉(ちくま文庫)
『造形思考』パウル・クレー 土方定一・菊盛英夫・坂崎乙郎訳(ちくま学芸文庫)
『断片的なものの社会学』岸政彦(朝日出版社)
『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア 伊藤典夫訳(ハヤカワ文庫)
『暇と退屈の倫理学』國分功一郎(太田出版)
『ドミトリーともきんす』高野文子(中央公論新社)
『どうぶつのことば』鴻池朋子(羽鳥書店)
◎冬のほん
『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子(白水社)
『おぞましい二人』エドワード・ゴーリー 柴田元幸訳(河出書房新社)
『犬婿入り』多和田葉子(講談社文庫)
『楢山節考』深沢七郎(新潮文庫)
『「待つ」ということ』鷲田清一(角川選書)
『イェルサレムのアイヒマン』ハンナ・アーレント 大久保和郎訳(みすず書房)
『世界はうつくしいと』長田弘(みすず書房)
『重力と恩寵』シモーヌ・ヴェイユ 富永眞弓訳(岩波文庫)
『波止場日記』エリック・ホッファー 田中淳訳(みすず書房)
『おやすみなさいおつきさま』マーガレット・ワイズ・ブラウン クレメント・ハード せたていじ訳(評論社)
著者
辻山 良雄 (ツジヤマ ヨシオ)
1972年、神戸市生まれ。大学卒業後、書店「リブロ」勤務を経て、2016年1月、東京・荻窪に本屋とカフェとギャラリーの店「Title」をオープン。著作に『本屋、はじめました』など。
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