ジャンル: 
  1. 日本文学 > 
  2. 随筆・紀行

単行本

カゾクッテ

家族って

しまお まほ

単行本 46 ● 220ページ
ISBN:978-4-309-02950-4 ● Cコード:0095
発売日:2021.03.29

定価1,892円(本体1,720円)

○在庫あり

  • 家族ってなんだろう ――母になったいま、かつて大人に問いかけた疑問の答えを――探してみることにした。移りゆく暮らしのなかで家族の機微を見つめた、おかしくせつない珠玉のエッセイ集。

    家族って、なんだろう? かつて著者が子どもだった頃、大人に問いかけたその疑問に、母になった今、答えを探してみることにした。中学卒業前に開けたピアスの穴事件、節分の鬼役は誰がするのか問題、両親に報告しづらかった留年通知、人生のヒントをもらった家族旅行......長らく両親と暮らした実家を離れ、息子の父親と三人暮らし、そして息子との二人暮らしへと移りゆく暮らしのなかで、娘として母として家族の機微を見つめた、おかしくもせつない珠玉のエッセイ集。

  • 第一章 家族って
    母になる私に/かた焼きそばの春/おじいちゃんの節分/名瀬で一番古い家/家族旅行/気をつけなさい/青いおうち/卒業前に/暗闇がこわい/そば/鬼のいる公園/サザエさんの日常/マヤとバドミントン/チンピラの夜/『とうさん おはなし して』を読む/ワコさんのタルト/小宇宙/マンマー

    第二章 そして、彼らと
    ノンちゃんのお父さん/カツマタさんのファッション/20歳の旅/おマセなエッちゃん/14歳の選挙/フクザツ/真っ赤な口紅の女/背中の文字/明大前/本屋のある銭湯/Tさんの家

    第三章 家族って、再び
    豪徳寺を離れて/家族って/初対面の相手には/ピクニック/鹿児島へ/ケーキの一件/歩く息子と

    第四章 あの日、あの街
    思うままに/Kさんからの便り/小さな生き物と/京都で買った包丁/冬の寒さ/夢と現実の仙川/三軒茶屋、アムス西武/二子玉川園/世田谷八幡宮のお祭り/渋谷/加計呂麻日記/あの日の贈り物//ばんちゃん、歩く。/春とコマ回し

    あとがき

著者

しまお まほ (シマオ マホ)

1978年東京都生まれ。イラストレーター、作家。97年「女子高生ゴリコ」でデビュー。著書に『マイ・リトル・世田谷』『ガールフレンド』『まほちゃんの家』など。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳