墓場なき死者は何を見たのか?
もっとも過激な中国作家の最新作!
- 受賞
- 朝日 / 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46変形 ● 248ページ
ISBN:978-4-309-20653-0 ● Cコード:0097
発売日:2014.06.19
定価2,530円(本体2,300円)
×品切・重版未定
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事故で亡くなった一人の男が、住宅の強制立ち退き、嬰児の死体遺棄など、社会の暗部に直面しながら、自らの人生の意味を知ることになる。『兄弟』の著者による透明で哀切で心洗われる傑作。
最愛のものを失わない限り、ひとは優しくなれないのか。
欲望と汚濁をつき抜けた向こうの世界で、ようやく人生の意味に気づく。
透明で哀切で、心洗われる文学だ。——橋爪大三郎
著者
余 華 (ヨ カ)
1960年杭州生まれ。現代中国を代表する作家。92年中篇『活きる』が映画化、2005年には長篇『兄弟』が大ベストセラーとなる。最新作は『死者たちの七日間』。ほかに、『血を売る男』など。
飯塚 容 (イイヅカ ユトリ)
1954年生まれ。中央大学文学部教授。訳書に、余華『活きる』『死者たちの七日間』、高行健『霊山』『ある男の聖書』、蘇童『河・岸』、畢飛宇『ブラインド・マッサージ』など。
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