単行本 46変形 ● 272ページ
ISBN:978-4-309-20894-7 ● Cコード:0097
発売日:2023.12.04
定価3,245円(本体2,950円)
○在庫あり
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息子は父に、父は母に、母は息子に殺意を抱く、経済的成長とは裏腹に、欲と金にとらわれていく人びと。作家を前にした三人の告白から浮かびあがる真実とは。中国の暗部をえぐる傑作長篇。
著者
閻 連科 (エン レンカ)
1958年中国河南省生まれ。80年代から小説を発表。2003年『愉楽』で老舎文学賞受賞。その後、本書を含め多数の作品が発禁扱いとなる。14年フランツ・カフカ賞受賞。ノーベル賞の有力候補と目されている。
飯塚 容 (イイヅカ ユトリ)
1954年生まれ。中央大学文学部教授。訳書に、余華『活きる』『死者たちの七日間』、高行健『霊山』『ある男の聖書』、蘇童『河・岸』、畢飛宇『ブラインド・マッサージ』など。
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