- 受賞
- 朝日、読売
単行本 46変形 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-20759-9 ● Cコード:0097
発売日:2018.11.28
定価2,145円(本体1,950円)
○在庫あり
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自殺者が集まる世界でかつての恋人を探して旅する表題作のほか、ホロコースト体験と政治的緊張を抱えて生きる人々の感覚を、軽やかな想像力でユーモラスに描く中短篇31本を精選。
著者
エトガル・ケレット (ケレット,E)
1967年イスラエル生まれ。両親はホロコースト体験者。92年『パイプライン』でデビュー。『突然ノックの音が』は世界40ヶ国以上で翻訳。『あの素晴らしき七年』『クネレルのサマーキャンプ』など。
母袋 夏生 (モタイ ナツウ)
長野県生まれ。ヘブライ語翻訳の第一人者。著書に『ヘブライ文学散歩』、訳書に、ケレット 『突然ノックの音が』、オルレブ『砂のゲーム』『走れ、走って逃げろ』、『お静かに、父が昼寝しております』など。
読者の声
さらりと読める軽めの作品群かと思いきや、ひとつひとつの作品が持つ世界の広がりがすごいのです。例えるならば、数年前のチクチクした痛みを思い出し、ぶわっと映画の中に連れて行かれるよう。著者が映画やドラマも手がける作家と知り、納得です。
上品かつ柔軟な翻訳も素晴らしく、貴重な文学体験が得られたことに感謝します。
(ぱるぱる さん/36歳 女性)
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