妻として、国として国に尽くす女性たち————。
なぜ〈普通の主婦〉が愛国活動にはまるのか?
単行本 46 ● 240ページ
ISBN:978-4-309-24649-9 ● Cコード:0036
発売日:2014.02.27
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
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いま日本で、愛国の思想を持ち、活動に関わる女性が増加している。 彼女たちの動機は何か、社会に望むものは何か。フェミニストと元・在日韓国人がそれぞれの視点でルポルタージュする。
いま、この国では、愛国の思想を持ち、活動にはまる女性たちが増加している。
日の丸を掲げ、嫌韓を叫ぶヘイトスピーチをも率先しておこなうその女性たちは、家に帰れば夫や子どもに食事を用意する、隣の〈普通の主婦〉でもある。
彼女たちの動機は何か、社会に望むものは何か、そして何を愛し、守ろうとしているのか。
明治神宮、新大久保、幼児学校、皇居、朝鮮学校、靖国神社…etc
「愛国女性」たちの活動の場を訪ね、フェミニストと元・在日韓国人三世が、それぞれの視点で聞いて、考えた渾身のルポルタージュ。 -
第一章 2013年5月 花時計
第二章 排外デモと女たち
第三章 朝鮮学校で愛国を考える
第四章 日本に奉仕する女たち
第五章 国は家族なのか?
著者
北原 みのり (キタハラ ミノリ)
1970年神奈川県生まれ。作家。津田塾大学卒。96年フェミニズムの視点で女性のためのセックストーイショップ「ラブピースクラブ」設立。著書に『木嶋佳苗100日裁判傍聴記』『性と国家』(共著)など多数。
朴 順梨 (パク スニ)
1972年、群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、TV制作・情報誌編集を経てフリーライターとなり、「AERA」等に寄稿。元・在日韓国人三世。著書に『韓国のホンネ』(安田浩一氏との共著)『離島の本屋』がある。
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