読み継がれて半世紀、フランスで３００万部のカルト的料理絵本『料理は子どもの遊びです』お菓子版！　まほうのケーキ、うずまきビスキュイ、ココナツ岩…遊び心満載の４４レシピ。

★フランスでシリーズ300万部のイラスト入りクックブック　
パティスリー編
★キュートな訳文はパリ在住の人気文筆家『ねこしき』の猫沢エミ
★はかり不要！　計量カップと計量スプーンで、
あっという間に簡単につくれちゃうと大評判。見た目もかわいい！


遊ぶようにお菓子をつくっちゃおう！
シュークリームやマドレーヌ、りんごのビスキュイケーキにハリネズミ！
フランスらしいオシャレなイラストとやさしい説明。
キュートな訳文をたどっていけば、お菓子やさんの人気者がおうちでつくれる。
フランスの家庭で食べられている、そぼくだけどオシャレなお菓子が完成

１９６３年の刊行開始以来、大人から子どもにまで愛される
料理本の大ベストセラー
４４レシピ！

「フランスではおこめをデザートにつかうの？」
「いいかおりでゆうめいなトゥールーズのすみれ」等々
フランスと日本の食材や器材のちがいをかんがえた
猫沢エミによる《ポイント》解説入り

【あまいものにめがないみなさんへ】
この本をかいたミシェル・オリヴェさんはフランスのゆうめいなシェフです。オリヴェさんが子どものために１９６０年代から刊行した３さつの料理本（料理とお菓子とジャムの本）は大ベストセラーになりました。
もちろん、オリヴェさんはプロの料理人ですが、フランスではシェフじゃないふつうの男の人も、おうちで気がるにお菓子をつくります。しかも、そこらへんにあるカップで、小麦粉やさとうをザッザとはかってつくっちゃう！　むねがスッとするほど、だいたんでゆかいなフランスのお菓子づくり。きっとオリヴェさんも、そんなフランスの家庭でつくられるお菓子のみりょくを伝えたくて、この本をかいたのではないかとわたしは思います。
ここではむかしからつくられているていばんのお菓子を、より気がるに、かんたんにつくれるようくふうしたルセット（フランス語でレシピのこと）がずらりとならんでいます。日本でもすっかりおなじみのシュークリームや、マドレーヌ、ガトー・ショコラ、エトセトラ・エトセトラ。ケーキやさんのにんきものがおうちでつくれるって、なんてたのしいことでしょう！
（訳者まえがきより抜粋）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【著者略歴】
ミシェル・オリヴェ　文と絵
料理家。１９３２年、フランス・ボルドー生まれ。父はパリのミシュラン三つ星レストラン「ル・グラン・ヴェフール」のオーナーシェフだったレーモン・オリヴェ。自らイラストも手がけ、１９６３年に刊行された『料理は子どもの遊びです』がフランスで大ベストセラーとなり、その後もカルト的人気を誇る料理本として読み継がれている。シリーズに本書のほか、『コンフィチュールづくりは子どもの遊びです』（近刊）がある。

【訳者略歴】
ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。２００２〜０６年、一度目のパリ在住。２００７年より１０年間、フランス文化誌「Bonzour Japon」の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に『ねこしき』『イオビエ』（ともにTAC出版）、『猫と生きる。』『パリ季記』（ともに扶桑社）、『猫沢家の一族』（集英社）など。訳書に『料理は子どもの遊びです』『お菓子づくりは子どもの遊びです』（ともに河出書房新社）がある。２０２２年２月より愛猫を引き連れ、二度目のパリ在住。