生誕120年、ついにあの黒石、初文庫!
不気味さの正体は?

河出文庫 お29-1

ウォンフジンノテ

黄夫人の手

黒石怪奇物語集

大泉 黒石

河出文庫 文庫 ● 280ページ
ISBN:978-4-309-41232-0 ● Cコード:0193
発売日:2013.07.08

定価836円(本体760円)

×品切・重版未定

  • 生誕百二十年。独自の文体で、日本人離れした混血文学を書いた異色作家の初文庫。人間の業、魂の神秘に迫る怪奇小説集。死んだ女の手がいろいろな所に出現し怪異を起こす「黄夫人の手」他全八篇。

著者

大泉 黒石 (オオイズミ コクセキ)

1893-1957。アナキスト作家、ロシア文学者。自称「国際的の居候」。わが国「混血文学」の皓歯。無頼派の先駆。著書に『俺の自叙伝』『老子』『人間廃業』『黒石怪奇物語集』『露西亜文学史』など。俳優の大泉滉はその三男。

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