河出文庫 い38-2

ドクシャハドコニイルノカ

読者はどこにいるのか

読者論入門

石原 千秋

河出文庫 文庫 ● 280ページ
ISBN:978-4-309-41829-2 ● Cコード:0181
発売日:2021.07.06

定価1,045円(本体950円)

○在庫あり

  • 文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深く豊潤な世界へと読者をいざなう。

  • はじめに
    第1章 読者がいない読書
    第2章 なぜ読者が問題となったのか
    第3章 近代読者の誕生
    第4章 リアリズム小説と読者
    第5章 読者にできる仕事
    第6章 語り手という代理人
    第7章 性別のある読者
    第8章 近代文学は終わらない
    【増補】第9章 主人公の誕生
    【増補】第10章 「女性」を発見した近代小説
    おわりに

著者

石原 千秋 (イシハラ チアキ)

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

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