河出文庫 ん7-1

ネコト

猫と

ねこのエッセイアンソロジー

養老 孟司

村山 由佳

河出文庫 文庫 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-42081-3 ● Cコード:0195
発売日:2024.02.06

定価935円(本体850円)

○在庫あり

  • 「猫愛」があふれて止まらないエッセイ33篇を精選収録。猫の魅力を余すことなく伝えるこの本は、読んでほっこり、猫がもっと好きになる、きっと猫が飼いたくなる猫アンソロジーの決定版!

  • 【目次】
    「言葉」の介在しない世界の魅力(養老孟司)
    「四匹のエイリアン」の巻(村山由佳)
    猫に名前をつけすぎると(阿部昭)
    猫(伊丹十三)
    猫(池波正太郎)
    風の中の子猫(稲葉真弓)
    ビーチの到来(抄)(町田康)
    猫、想像力を鍛える(角田光代)
    猫の耳の秋風(内田百閒)
    優しい雌猫(谷村志穂)
    一畑薬師(徳大寺有恒)
    猫缶と夏の涼(野坂昭如)
    魔性の女(森下典子)
    猫の親子(中勘助)
    仔猫の「トラ」(片山廣子)
    猫の引越し ほか二編(大佛次郎)
    それでもネコは出かけてく(ハルノ宵子)
    うずまき猫の行方(群ようこ)
    失猫記(北村太郎)
    猫と妻(島尾敏雄)
    愛撫(梶井基次郎)
    ねこ(谷崎潤一郎)
    猫先生の弁(抄)(豊島与志雄)
    猫の睡眠と小供(石田孫太郎)
    猫の見る夢(吉行理恵)
    一匹の猫が二匹になった話(野上弥生子)
    猫のピーターのこと、地震のこと、時は休みなく流れる(村上春樹)
    季節の中の猫(保坂和志)
    猫の墓(夏目漱石)
    フツーに死ぬ(佐野洋子)
    猫になればいい(吉本隆明)
    猫(宮沢賢治)
    猫と婆さん(佐藤春夫)
    解説 百年の猫を編む(大久保京)

著者

養老 孟司 (ヨウロウ タケシ)

1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、現在、同大学名誉教授。著書に『唯脳論』『バカの壁』『遺言。』『半分生きて、半分死んでいる』など。

村山 由佳 (ムラヤマ ユカ)

1964年、東京都生まれ。著書に『星々の舟』(直木賞)、『ダブル・ファンタジー』(中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞)、『ミルク・アンド・ハニー』『燃える波』『ロウ・アンド・ロウ』など多数。

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