河出書房新社
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保坂 和志 (ホサカ カズシ)
1956年、山梨県生まれ。著書に『草の上の朝食』(野間文芸新人賞)、『この人の閾』(芥川賞)、『季節の記憶』(平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞)、『未明の闘争』(野間文芸賞)、『ハレルヤ』など。
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日本文学
読書実録
保坂 和志 著
詩人に教えられ、筆写をはじめた私。文が書かれる瞬間の流動性に身を委ねると、筆写は小説へと飛翔していき――。権力の、そして自由の発生点にふれる、アナキズム小説の誕生。
定価1,980円(本体1,800円)
○在庫あり
もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。
角田 光代/吉田 修一/村山 由佳/柚月 裕子/保坂 和志/養老 孟司 著
作家はなにゆえ猫を愛す? NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が一冊になった! 作家が語る愛猫との暮らしがオールカラーで楽しめる。番組書き下ろし作品も収録。
定価1,595円(本体1,450円)
にゃんこ天国 ごきげん文藝 猫のエッセイアンソロジー
内田 百閒/佐藤 春夫/佐野 洋子/保坂 和志/村山 由佳/吉本 隆明 著
「猫愛」があふれて止まらないエッセイ33篇を精選収録。猫の魅力を余すことなく伝えるこの本は、読んでほっこり、猫がもっと好きになる、きっと猫が飼いたくなる猫アンソロジーの決定版!
定価1,815円(本体1,650円)
×品切・重版未定
文庫・新書
きょうのできごと 増補新版
柴崎 友香 著 保坂 和志 解説
京都で開かれた引っ越し飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜。芥川賞作家の名作・増補新版。行定勲監督で映画化された本篇に、番外篇を加えた魅惑の一冊!
定価682円(本体620円)
芸術・芸能
アトリエ会議
横尾 忠則/保坂 和志/磯崎 憲一郎 著
社会を変える前に、自分を変えなきゃね――芸術の巨人にして、現代最高峰の画家・横尾忠則。いまなお最前線を走る彼の創造の秘密とは!? 保坂和志・磯崎憲一郎を聞き手に奇跡の時間が始まる。
カンバセイション・ピース
この家では、時間や記憶が、ざわめく――小説家の私が妻と三匹の猫と住みはじめた築五十年の世田谷の家。壮大な「命」交響の曲(シンフォニー)が奏でる、日本文学の傑作にして著者代表作。
定価990円(本体900円)
遠い触覚
生と死、フィクションとリアル、記憶、感情、肉体、魂……2008年から2015年にかけて、作家・保坂和志が考え続けてきた、奇跡のような思考の軌跡。
カフカ式練習帳
友人、猫やカラス、家、夢、記憶、文章の欠片……日常の中、唐突に訪れる小説の断片たち――保坂和志によって奏でられる小説の即興演奏。これは断片か長篇か? あなたは世界に、そして生に秘密はあるか?
定価913円(本体830円)
言葉の外へ
私たちの身体に刻印される保坂和志の思考――「何も形がなかった小説のために、何をイメージしてそれをどう始めればいいのかを考えていた」時期に生まれた、散文たち。圧巻の「文庫版まえがき」収録。
定価825円(本体750円)
×品切
アウトブリード
小説とは何か? 生と死は何か? 世界とは何か? 論理ではなく、直観で切りひらく清新な思考の軌跡。真摯な問いかけによって、若い表現者の圧倒的な支持を集めた、読者に勇気を与えるエッセイ集。
定価1,023円(本体930円)
『季節の記憶』などで知られる作家による待望のエッセイ集成。存在、生命、言葉、人間……。保坂ワールドにひたりながら世界にむかっていく、哲学よりも哲学的な至高の散文がここに。