- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-61726-8 ● Cコード:0395
発売日:2020.11.26
定価1,540円(本体1,400円)
○在庫あり
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自分自身、友達、親、学校のことなど、様々な人間関係の中でモヤモヤを抱えている10代以上の女の子に向けて、まわりの言うことにはとらわれず、日々をもっと気楽にすごせるようエールを送るブックガイド
自分自身、そして友だち、親、学校など様々な人間関係の中で他人に打ち明けづらいモヤモヤを抱えている女の子へ――
周囲に知られることなく多様な価値観に触れられる44の悩み別「読書」のすすめ。
全114冊の本を紹介! -
Ⅰ 自分にモヤモヤしたとき
人前でキョドる自分が恥ずかしい。 → 茨木のり子『茨木のり子集 言の葉1』
つい他人と比べて落ち込んでしまいます。 → 水木しげる『水木サンの幸福論』
推しが尊すぎてつらい。 → ヤンソン「春のしらべ」(『ムーミン谷の仲間たち』)
……
Ⅱ 友だちにモヤモヤしたとき
男と女の前で態度が違う女子が嫌い。 → ミッチェル『風と共に去りぬ』
クラスメイトの会話がうわさ話や悪口ばかりでうんざり。 → ダンバー『友達の数は何人?』
人の気持ちを深読みして傷ついてしまいます。 → クリストフ『悪童日記』
……
Ⅲ 学校にモヤモヤしたとき
変な校則を変えたいけど、声をあげたら浮きそうで怖い。 → 富永京子『みんなの「わがまま」入門』
女の子の価値が容姿で決まる空気がつらい。 → はらだ有彩『日本のヤバい女の子』
体育や運動会が地獄すぎて運動が嫌いです。 → 鈴木るりか『14歳、明日の時間割』
……
Ⅳ 親・大人にモヤモヤしたとき
大人に反論すると「屁理屈をこねるな」と怒られます。 → 木村草太『ほとんど憲法』
「もっと努力しろ」と怒られます。がんばってるのに……。 → 松沢裕作『生きづらい明治社会』
親がうざいので家を出たい。 → 寺山修司『家出のすすめ』
……
Ⅴ 勉強にモヤモヤしたとき
勉強する意味がわからない。 → 犬養道子『お嬢さん放浪記』
自由研究のテーマが思いつきません。 → サンキュータツオ『もっとヘンな論文』
提出日ギリギリにならないと宿題に取りかかれない。 → アリエリ『予想どおりに不合理』
……
【巻末コラム】「10代の定番ベストセラーから選ぶ『次に読む本』」では、「『ぼくらの七日間戦争』が好きな人は、その次に『逆ソクラテス』を読んでみよう」といった形で、中高生が頻繁に薦められている本をもとに、新たな読書を提案。
著者
堀越 英美 (ホリコシ ヒデミ)
1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒。著書に『女の子は本当にピンクが好きなのか』『不道徳お母さん講座』『スゴ母列伝』『モヤモヤしている女の子のための読書案内』など、訳書に『世界と科学を変えた52人の女性たち』『ガール・コード』『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』など。
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