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  1. 14歳の世渡り術

全集・シリーズ

イツカキミニデアッテホシイホン

いつか君に出会ってほしい本

何度でも読み返したい158冊

田村 文

単行本 46 ● 272ページ
ISBN:978-4-309-61749-7 ● Cコード:0395
発売日:2023.04.06

定価1,562円(本体1,420円)

○在庫あり

  • 共同通信社の記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。「面白い本を読みたいけど何を読めば良いかわからない」「読書って退屈そう」そう思っているあなたに出会ってほしい158冊!

  • 【目次】

    はじめに 本には読むべき「とき」がある

    第1章 この世界を生きのびろ

    1:異端者の孤独な魂──『金閣寺』三島由紀夫
    2:魂の声を聞き、刻む──『苦海浄土』石牟礼道子
    3:3653日のうちの1日──『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン、木村浩訳
    4:自由を求めるすべての人に──『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン、土屋京子訳
    5:差別の根深さ──『青い眼がほしい』トニ・モリスン、大社淑子訳
    6:青春の本質を刻印──『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー、野崎孝訳
    7:故郷捨てて逃げた負い目──『朝鮮と日本に生きる』金時鐘
    8:二つの国と言葉のはざまで──『由熙 ナビ・タリョン』李良枝
    9:一緒にいたいという願い──『やさしい猫』中島京子
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    第2章 私らしい「性」と「生」
    1:虐げられた人の側に立つ──『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子
    2:嫌いな自分との決別──『しろいろの街の、その骨の体温の』村田沙耶香
    3:自分を縛る魔法からの解放──『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
    4:自由奔放な女の子──『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン、大塚勇三訳
    5:故郷の清流に安堵する──『仁淀川』宮尾登美子
    6:新たな道を切りひらく──『花埋み』渡辺淳一
    7:沈黙の背後にあるもの──『夜の谷を行く』桐野夏生
    8:自分を損ない続ける痛み──『生皮』井上荒野
    9:差別の本質をあぶりだす──『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ
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    ●コラム① 声を上げるということ

    第3章 今があり明日がある
    1:想像という翼で──『野川』長野まゆみ
    2:かけがえのない時を生きる──『しずかな日々』椰月美智子
    3:魅力の源泉は想像力──『赤毛のアン』モンゴメリ、村岡花子訳
    4:大人になることの苦さ──『幕が上がる』平田オリザ
    5:命の重さに向き合う──『いとの森の家』東直子
    6:「君は、いい子なんだよ」──『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子
    7:挫折を乗り越え飛躍する──『向かい風で飛べ!』乾ルカ
    8:YESと言って手助けする──『横道世之介』吉田修一
    9:人を信じ力を寄せ合う──『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ
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    第4章 孤独な魂を抱いて歩く
    1:大人になることの痛み──『まく子』西加奈子
    2:決める力とやりとげる意志──『西の魔女が死んだ』梨木香歩
    3:勇気と賢さで乗りこえる──『飛ぶ教室』ケストナー、丘沢静也訳
    4:ヒリヒリした2人の関係──『火花』又吉直樹
    5:母の孤独と深い愛──『紙の動物園』ケン・リュウ、古沢嘉通編・訳
    6:なぜ屋上が好きなのか──『宇宙のみなしご』森絵都
    7:みんなのために一歩踏み出す──『かがみの孤城』辻村深月
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    第5章 生と死と愛、感動の物語
    1:大切な人の死に直面したら──『キッチン』吉本ばなな
    2:罪のない人間などいない──『塩狩峠』三浦綾子
    3:粉雪降りしきる駅に立つ──『鉄道員(ぽっぽや)』浅田次郎
    4:今ここに生きて在ること──『悼む人』天童荒太
    5:過去と向き合い、前を向く──『錦繡』宮本輝
    6:「帰りたい」という思い──『長いお別れ』中島京子
    7:出会いは風とともに──『ミーのいない朝』稲葉真弓
    8:すべてを受け入れて流れる──『深い河(ディープ・リバー)』遠藤周作
    9:失った多くのもののこと──『ノルウェイの森』村上春樹
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    第6章 戦争という名の暴力
    1:死後もなお生きつづける──『アンネの日記』アンネ・フランク、深町眞理子訳
    2:悲しみの果てにある命──『太陽の子』灰谷健次郎
    3:兄と幼い妹の最後の日々──『火垂るの墓』野坂昭如
    4:静かで美しい原爆文学──『夏の花』原民喜
    5:飢えと孤独の極限状態──『野火』大岡昇平
    6:重苦しい土地の記憶──『爆心』青来有一
    7:人間とは何かを示す記録──『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳
    8:「運命の年明く」と元日に──『戦中派不戦日記』山田風太郎
    9:痛みに耳をすます──『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳
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    ●コラム② 生き残った者の後ろめたさ

    第7章 災厄の中で
    1:死者の声は聞こえるか──『想像ラジオ』いとうせいこう
    2:自己犠牲の意味を問う──『グスコーブドリの伝記』宮沢賢治
    3:「今」と格闘する者たち──『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
    4:「この絶望感を伝えたい」──『詩の礫』和合亮一
    5:生き残った者の使命──『そして、星の輝く夜がくる』真山仁
    6:命を思い、祈る──『光の山』玄侑宗久
    7:「答え」を求め海に潜る──『ムーンナイト・ダイバー』天童荒太
    8:唯一の方法は誠実であること──『ペスト』アルベール・カミュ、宮崎嶺雄訳
    9:「喪へばうしなふほどに」──『龍宮』照井翠
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    ●コラム③ 大震災を詠む

    おわりに 本の話をしよう



著者

田村 文 (タムラ アヤ)

1965年生まれ。89年共同通信社に入社。大阪支社社会部、長野支局、本社社会部などを経て文化部。現在は編集委員室編集委員。共編著書に『マスコミ・セクハラ白書』、単著に『いつか君に出会ってほしい本』。

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