- 受賞
- 毎日 / 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-61750-3 ● Cコード:0395
発売日:2023.04.27
定価1,562円(本体1,420円)
○在庫あり
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たくさん「ひとりあそび」の方法を知ってから大人になる人こそが、世界を面白くできる――他人の見方や他人からの評価などを気にせず、純粋に、自分が触れたものに喜びを感じる方法を学ぶ。
他の人の反応なんか気にならないくらい、「あそび」に夢中になっていい。
ランニング、虫採り、旅、コレクション、模型、ゲーム、映画……
「みんな」ですることじゃ「ない」楽しいことが、この世界にはたくさんある。
そのことを覚えよう。 -
【目次】
序章 「ひとりあそび」のすすめ
これは「ひとり」であそぶための本だ/世界には二通りの人間がいる/世界の仕組みの変化
/「あそび」で世界の見方を変える/「世間」という言葉に騙されない/大人は「あそび」方を忘れている……
第1章 街に走りに出てみよう
「走る」ことだけで「あそび」になる/「体育」嫌いだった僕が「走る」ようになった理由
/「競技スポーツ」から「ライフスタイルスポーツ」へ/「目的」をもたずに走るのは楽しい……
第2章 生き物たちに触れてみよう
都会のカブトムシを探して/犬や猫よりも「虫」が好きな理由/大人になってカブトムシに再会
/「みんな」の夜から「ひとり」の朝へ/ひとりで森に行くと、見えてくる……
第3章 ひとりで「旅」に出てみよう
小さな「ひとり旅」から始めよう/「隣の街」に出かけてみよう/「近くて遠い場所」に出かけよう
/旅先では「いつものように」過ごす/違う場所に行くと、違う考えが浮かんでくる……
第4章 「もの」をたくさん集めてみよう
「役に立たない」ものを集める/僕と仮面ライダーの出会い/200円で買えるアート
/第3土曜日はトミカの日/ブロックの本物らしさ/「シュライヒ」でつくる僕の農場……
第5章 ゲーム「で」しっかりあそんでみよう
読んだり観たりしてみよう/ゲームをやりつくすと攻略しなくなる
/ゲームにあそばれず、ゲームであそぶ/読書とは「ゲームをつくる」こと……
終章 もう一度、ひとりあそびのすすめ
「他人の物語」から「自分の物語」へ/「共感」するのをやめてみよう
/「発信」することで人間はつまらなくなってきた/あたらしい世の中の罠/それでも「発信」してみよう……
著者
宇野 常寛 (ウノ ツネヒロ)
1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』ほか。
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