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  1. 河出新書

河出新書 -71

ユルクイキレバラクニナル

ゆるく生きれば楽になる

60歳からのテキトー生活

和田 秀樹

新書 新書 ● 256ページ
ISBN:978-4-309-63173-8 ● Cコード:0295
発売日:2024.01.24

定価968円(本体880円)

○在庫あり

  • 「テキトー」「手抜き」でちょうどいい!労働の義務や人間関係のしばりから解放され、60歳以降、第二の人生を思いきり楽しみ、元気に豊かに最高の老後を送るための、心と身体の生活習慣。

  • まえがき

    第1章 年をとったからこそゆるく⽣きる
    ⼈⽣後半戦を⾃由に⽣きるために
    勉強だけでは許されない時代に⽣まれて
    ⾃分に厳しくするのはやめてゆるい⾃分になろう
    ボケてもいいからうつにはなりたくない
    ⾏列を⾒るとなぜ並びたくなるのか
    「法律」と「道徳」の守り⽅、活かし⽅
    「道」はあるのに「徳」が⾒つからない社会
    なぜ⽇本⼈は⼼中物に涙を流すのか
    真⾯⽬でいい先⽣が殺⼈を犯すまで
    コロナでゆるくなれなかった⼈が元気を失っている
    完璧な⾃宅介護などあり得ない
    運転免許証、⾃主返納の落とし⽳
    仕事がなくなって楽になったと思える⼈は幸せ
    定年が近づいたらその後の⼈⽣を第⼀に考える
    定年後に始まる負け組たちの華麗な逆転劇
    ゆるく⽣きれば⽼後が楽しくなる
    「できなくなった⾃分」を受け⼊れよう
    「頑張ればなんとかなる」はもう通⽤しない
    「恥ずかしい」と思う気持ちが恥ずかしい

    第2章 ゆるく楽しく⽣きる秘訣
    もう「茨の道」を歩むのはやめよう
    楽をするのはズルでもサボりでもない
    今よりもっと楽な道が必ず⾒つかる
    「他⼈の不幸は蜜の味」は⾃分を不幸にする
    知らなかったタクシー乗⾞の新常識
    「要領がいい」は最⾼の褒め⾔葉
    百戦錬磨の政治家に⾒習いたいゆるさ
    正しい責任の引き受け⽅とは
    炎上しても気にしない強さを⾒習う
    潔く頭を下げて問題はきれいに解決すべし
    ⼈の「地雷」を踏まない⾃分を⽬指す
    ひとつのことに執着すると⼤事に⾄る
    ロシアとウクライナにおけるメンツの問題
    つまらないメンツで損をした戦時中の⽇本
    ⼦どもの中学受験にアツくなりすぎる親の過ち
    今の⾃分より未来の⾃分にチャンスを譲ろう
    「早撮り監督」がヒット作を⽣み出すからくり
    ツボを⾒つけて「⼿抜き」上⼿になろう
    ⽬からウロコの秘策に学ぼう
    仕事ができる⼈はうまい⽅法を知っている
    苦⼿を克服するより得意分野で勝負
    ゆるく⽣きるなら「80点主義」でいこう

    第3章 いい⼈をやめる勇気
    いい⼈がパワハラ上司に変わるとき
    ⼈に嫌われることを恐れすぎない
    些事にこだわり⼤事を忘るなかれ
    医者にお礼を渡す⼈は舐められる
    いい⼈が世の中の空気を息苦しくする
    ⽬の前の⼈が怒り出したらまず謝っておこう
    「⼈に嫌われないようにする」は叶わない望み
    正義のバッシングでいい⼈が怖い⼈になる
    ⼈に頭を下げるのは負けじゃない
    頭を下げない⼤阪が貧しくなってゆく
    物事を勝ち負けで考えず結果で得をする
    謝罪外交ができないのは⼩⼈物の国
    本当のプライドは⼼の中にある
    ⼤阪商⼈に学ぶ「腹の中の⾃由」
    外では隠していても本⾳は本⾳のままでいい
    本⾳と建前はあってあたりまえ
    「偽りの⾃⼰」は悪者ではなかった
    「噓も⽅便」の噓は「噓」じゃない
    外⾒と内⾯が⼀致するとは限らない

    第4章 健康をゆるく考える
    健康診断の結果に⼀喜⼀憂しない
    健康かどうかは数値ではなく⾃分が決める
    平均寿命と健康寿命の間にあるもの
    知られざる「健康寿命」の正体とは
    健診を受けずにいれば「知らぬが仏」の健康に
    ⾼齢になれば誰にだってガンがある
    ⾎圧を下げる薬を飲むと何が起こるのか
    ガンで亡くなるのはガンの治療を受けた⼈
    病院に通わないと寿命が⻑くなる不思議
    できるだけ病院に⾏かないという選択
    薬を飲んで調⼦が悪くなったらやめていい
    私が⼼不全の治療を始めた理由
    60代、息苦しさがあったらご⽤⼼
    薬を飲む・飲まないは⾃分で決める
    突然死を避けるには⼼臓ドックを受けよう
    ピンピンコロリは理想の最期?
    認知症予防のためにはならない脳ドック
    苦しみをとってくれるのがいい医者
    医者の97%は「正常値信仰」にとりつかれている
    何もかも医者の⾔う通りにする必要はない

    第5章 ⽼後をゆるく考える
    60代は無理なダイエットにご⽤⼼
    ⾷⽣活はタンパク質⾄上主義でいこう
    健康と寿命のためになるのは医学よりも栄養学
    60歳を過ぎたら⼩太りが尊い
    みんな楽しく陽気なお酒は⼤歓迎
    65歳以上は元気ならタバコはやめなくていい
    今もしも私にガンが⾒つかったらどうするか
    60歳を過ぎたら天命を受け⼊れる⼼の準備を
    85歳になったら誰もがニコニコ認知症
    運転免許の⾃主返納に慎重になったほうがいいわけ
    テレビは⽩⿊つけたがるけれど真実はひとつじゃない
    私たちが⾼齢者になる将来をゆるく考えてみる
    「毎⽇が実験」と思って前向きに⽣きる
    騙されても「実験に失敗はつきもの」と考える
    「⼈を⾒たら泥棒と思え」の⼈は詐欺師の餌⾷に
    振り込め詐欺にひっかからない⼼構え
    60代から始める「友達100⼈できるかな」
    ⾼齢者も悪くないと思える未来へ私たちができること

    あとがき

著者

和田 秀樹 (ワダ ヒデキ)

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、高齢者医療の現場に携わる。著書に『80歳の壁』『ゆるく生きれば楽になる』等多数。

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