新書 新書 ● 192ページ
ISBN:978-4-309-63191-2 ● Cコード:0236
発売日:2025.06.24(予定)
予価990円(本体900円)
※未刊
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「難波橋筋に難波橋はない?」「道頓堀のゴールインマークは何代目?」大阪という街を知りつくした著書が、謎に満ちたその歴史、デザイン、建築……を縦横無尽に解説。貴重な図版も多数。
大阪という街はこういうふうにできている!
これが大阪イズム!
「難波橋筋に難波橋はない?」
「道頓堀のゴールインマークは何代目?」
「食品サンプルは大阪発祥か?」
「誰が大阪城復興天守閣を発案したのか?」
「大阪に世界一のプールがあった?」
関西の都市政策や都市文化を研究し、大阪府と大阪市の特別顧問も務める、まさに大阪という街を知りつくした著書が、謎に満ちたその歴史、デザイン、建築……を縦横無尽に解説する。貴重な図版も多数掲載。 -
1 建築が語る「大阪」
大浜公会堂が大阪市中央公会堂の原型?/幻の大阪宮殿計画/誰が大阪城復興天守閣を発案したのか/星座と踊る人物/豊中の曽根は「美食文化」の中心であった/ターミナルビルの守護聖獣たち/御堂筋に浮かぶ船/日本のガウディと船場/読書は天守閣で/日本一の高さを誇る、幻の「回転展望塔」の計画があった
2 交通から見た「大阪」
南大阪のアルプス/天神橋発京都行き「超特急」/「つつじ人形」で春の誘客/羽車は速さのシンボル/船出町の高架橋/梅鉢工場への鉄路/自動車の大阪/日本最初のS字橋/阪神高速環状線は「小環状線」だった/未成の京阪大和田線/大阪港を守護する「聖獣」は何?
3 商売から知る「大阪」
近江商人と大阪商人/箕面駅前に「大阪初のカフェ」があった/元祖「百均ショップ」/誓文払いと大蔵ざらえ――大売り出しの東西比較/理容店の定休日はなぜ月曜なのか/食品サンプルは大阪発祥か?/河内ワインは古くて、新しい/元祖ビリケンを探せ/元祖ビリケンを探せ(続)/田村駒治郎と船場のビリケン
4 都市に隠れた「大阪」
箕面動物園は日本一/難波橋筋に難波橋はない/消えた淀屋橋筋/盛衰を伝える千成瓢箪/伽羅橋に「米国」があった/今里のエチオピア/長居公園を競走馬が走った/日本2番目の競輪場は住之江にあった/道頓堀のゴールインマークは何代目?/グリコよりも福助足袋が早かった/幻の中之島総合文化センター
5 歴史が誘う「大阪」
馬飼いの里と「はにわ親子馬」/樟葉に宮があった/江之子島に「政府」があった/秀吉像と大砲/マラソン発祥の地はどこか?/「むだせぬ会」と浜寺テント村/木製爆撃機「明星」と盾津飛行場/「学生の命」を護った扉/大阪に世界一のプールがあった/大震災を記憶する石鳥居
著者
橋爪 紳也 (ハシヅメ シンヤ)
1960年、大阪市生まれ。大阪公立大学特別教授/同観光産業戦略研究所長。建築史・都市文化論専攻。『明治の迷宮都市』『あったかもしれない日本』『都市大阪の戦後史』など著書多数。
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