河出書房新社
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松下 竜一 (マツシタ リュウイチ)
1937年大分県生まれ。68年『豆腐屋の四季』でデビュー。82年『ルイズ――父に貰いし名は』で講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『記憶の闇』『怒りて言う、逃亡には非ず』などがある。04年没。
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ノンフィクション
狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊
松下 竜一 著
1974年に起きた連続企業爆破事件の真実とは?――大道寺将司と彼らグループの、犯行へと至る軌跡と公安警察との攻防、そして収監後の内省の日々に寄り添い描いた傑作ノンフィクション!
定価2,420円(本体2,200円)
△2週間~
日本文学
巻末の記
好評裡に完結した『松下竜一その仕事/全30巻』の各巻末に書き下ろしたエッセー「諭吉の里で」を加筆訂正。氏の名作品の誕生までを興味深いエピソードをまじえて編んだ松下ファン待望の書。
×品切・重版未定
松下竜一その仕事【全30巻】
松下竜一その仕事
〈生活者の視点〉を失うことなく激動の時代のただ中で、地方の小都市に居を定め〈真実〉を見つめ続ける松下文学の全貌。
定価94,270円(本体85,700円)
---発注不可
どろんこサブウ
定価4,180円(本体3,800円)
小さなさかな屋奮戦記
著者の親友梶原得三郎氏と和喜子夫妻がいとなむ小さなさかな屋を舞台に、そこに出入りする人々が様々な出来事を繰り広げる顛末を描いた市井の物語。
あしたの海
ケンとカンともうひとり
もうひとつの小さな命の誕生を待つ幼い兄弟、ケンとカンを中心とした物語――1978年妹杏子誕生。小学生上級向け小説ではあるが、大人たちにも是非読んでほしい、生命の不思議さを問う小説。
まけるな六平
第三期、未来を創る物語の第二弾。大分県中津市――福沢諭吉の旧邸がある福山公園に集う少年たちの物語。この公園の近くに居住する作者の中学時代の思い出を、児童小説として再現している。
5000匹のホタル
定価3,850円(本体3,500円)
汝を子に迎えん
定価3,080円(本体2,800円)
怒りていう、逃亡には非ず
狼煙を見よ
三菱重工業本社をはじめ一連の企業爆破事件を起こして逮捕された「東アジア反日武装戦線《狼》部隊」――何故彼らはそのような行動に走ったか、主犯とされる大道寺将司の軌跡を追うノンフィクション。
私兵特攻
1945年8月15日正午に日本の敗戦が決まったが、それを承知で第5航空艦隊司令長官宇垣纒は慧星11機を率いて大分飛行場から沖縄へ出撃した。歴史の秘話「最後の特攻隊」を追うノンフィクション。
記憶の闇 1974-1984
憶ひ続けむ
久さん伝
ルイズ--、父に貰いし名は
大杉栄と伊藤野枝の四女である、伊藤ルイさんの半生を辿るノンフィクション。それはそのまま〈昭和〉を辿ることでもあった。第四回講談社ノンフィクション賞を受賞。
疾風の人
観光客で賑わう大分県中津市の福沢諭吉邸の隣に、ひっそりとして寂しい増田宋太郎の邸跡の公園がある。諭吉への対抗意識を抱きながら、幕末維新を疾風のように駆け抜けた草奔の人・増田宋太郎の評伝。
砦に拠る
檜の山のうたびと
歌人仲間から贈られた『定本・伊藤保歌集』を手がかりに、熊本の菊地恵桐園で生涯を終えたハンセン病のアララギ歌人伊藤保の生きた軌跡をたどった評伝。