河出書房新社
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吉村 昭 (ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。1966年『星への旅』で太宰治賞受賞。同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』等により1973年に菊池寛賞受賞。2006年、逝去。
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文庫・新書
死まで 吉村昭初期短篇集
吉村 昭 著
学生時代より執筆の「学習院文藝」掲載作品を柱とした、最初期の貴重な短篇を収録。全て単行本未収録作品。若き日より、冷徹な視点で人間を見据える高い文学性は瞠目に値する。発掘原稿「日曜日」も収録。
予価1,210円(本体1,100円)
※未刊
日本文学
はればれ、お寿司 おいしい文藝
北大路 魯山人/佐野 洋子/獅子 文六/杉浦 日向子/柚木 麻子/吉村 昭 著
贅をつくした江戸前鮨、食べるほどにたのしい回転寿司、手作りのちらし寿司、郷土のおすしなど、「すし」にまつわるエッセイ32篇。世界中から愛される寿司の真髄にふれるアンソロジー。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
ぱっちり、朝ごはん おいしい文藝
阿川 佐和子/角田 光代/小林 聡美/佐野 洋子/万城目 学/吉村 昭 著
その日の体調や気分を決定づける「朝ごはん」。あのひとは、どんな朝ごはんを食べているの? 書き手の暮らしぶりが透けて見える「朝ごはんエッセイ」35篇を収録した「おいしい文藝」第5弾。
人生の観察
取材の鬼・記録魔、作家吉村昭は観察の達人でもあった。簡潔な文章の端々に、その観察眼がきらりと光る。新聞連載コラムを中心に、単行本未収録のエッセイを集成。慧眼の一冊がここに。
定価836円(本体760円)
味を追う旅
グルメに淫せず、うんちくを語らず、ただ純粋にうまいものを味わう旅。東京下町のなにげない味と、取材旅行で立ち寄った各地のとっておきのおかず。そして酒、つまみ。単行本未収録の文庫化。
定価825円(本体750円)
七十五度目の長崎行き
単行本未収録エッセイ集として刊行された本の文庫化。取材の鬼であった記録文学者の、旅先でのエピソードを収攬。北海道~沖縄に到る執念の記録。
定価726円(本体660円)
履歴書代わりに
単行本未収録エッセイ集。吉村昭の履歴がうかがえる読みごたえのあるエッセイを集める。人生のその都度その都度の感慨と、作家のこだわりを伝える一冊。
その人の想い出
幼馴染み、取材関係者、作家仲間から、ふと見かけた人まで、一期一会の記録。昔ブラウン管で意識した人に後年ばったり出会ったりも。全篇単行本未収録。
味を訪ねて
単行本未収録エッセイ集、初めての「食べもの編」。蘊蓄を語らず、東京下町の味と、取材旅行で立ち寄った各地のとっておきのお気に入り、そして酒、つまみ。
わたしの取材余話
記録作家・戦史作家・歴史作家であった著者が、作品執筆のために行った取材のこぼれ話の集大成。全篇単行本未収録。日本で最初の心臓移植手術に際しあらゆる関係者に取材した記録も圧巻。
真昼の花火
家業であった繊維業界に材を取った、構造変化に伴う新旧のあつれきをえぐる、人間ドラマであり産業小説でもある表題作ほか、自伝的要素の濃い単行本未収録小説集。
取材魔・吉村昭は、旅行魔でもあった。街角のほんのそこまでの旅から、数々の名作の舞台となった土地の記録まで。「歴史の証言者」が津津浦浦をめぐる、最後の紀行文集。
時代の声、史料の声
記録文学の第一人者が、ノンフィクションと小説の関係など、記録と文学という問題意識をベースに、ボクシング小説体験、癌で逝った弟の話、東京空襲の記憶などを語る対談集。沢木耕太郎他。
歴史を記録する
桜田門外3月3日、緋々として降る雪は何時に止んだのか。尊王攘夷論は、水戸藩領鹿島灘の長い海岸線から生まれた。高野長英必死の逃亡経路は? 徹底した史料・現地調査の証言。