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単行本

ハレバレオスシ

はればれ、お寿司

おいしい文藝

北大路 魯山人

佐野 洋子

獅子 文六

杉浦 日向子

柚木 麻子

吉村 昭

受賞
毎日 / 全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-02785-2 ● Cコード:0095
発売日:2019.03.15

定価1,760円(本体1,600円)

○在庫あり

  • 贅をつくした江戸前鮨、食べるほどにたのしい回転寿司、手作りのちらし寿司、郷土のおすしなど、「すし」にまつわるエッセイ32篇。世界中から愛される寿司の真髄にふれるアンソロジー。

  • 【目次】

    イキのいい奴(杉浦日向子)
    二葉鮨─銀座のすし事始(山田五郎)
    江戸前の握りで酒を飲む。(林家正蔵)
    江戸前鮨は江戸で食え(馳星周)
    私の鮨屋(石川達三)
    握り寿司の名人(抄)(北大路魯山人)
    東京すし今昔噺(種村季弘)
    鮨と少年(吉村昭)
    旅とすし(楠本憲吉)
    このたび大阪(古川緑波)
    正月には飯寿司と酒だけあればいい(渡辺淳一)
    道楽寿司の奇蹟(嵐山光三郎)
    鮓が来そうな日(神吉拓郎)
    お祭鮨 魚島鮨(内田百閒)
    鮨のいろいろ(獅子文六)
    東京の握り鮨ほか(吉田健一)
    鮨(佐野洋子)
    回転寿司の卵焼き(川本三郎)
    十八歳の寿司(白石公子)
    ぶえんずし(石牟礼道子)
    かぶらずし(中谷宇吉郎)
    鮨の作り方(佐藤春夫)
    おすしの神様(高橋義孝)
    まぜずし(幸田文)
    ごちそう革命(角田光代)
    母のちらしずし(平松洋子)
    ひな祭りの食卓(宮下奈都)
    ばらちらし(増田れい子)
    回転寿司屋にて(穂村弘)
    あっぱれ回転寿司五景!(柚木麻子)
    おすし(よしもとばなな)
    安西水丸と語る寿司屋の話(村上春樹・安西水丸)

著者

北大路 魯山人 (キタオオジ ロサンジン)

1883年、京都生まれ。陶芸家、画家、篆刻家、書家、料理研究家。おもな著作に『魯山人味道』『魯山人陶説』『魯山人書論』など。1959年没。

佐野 洋子 (サノ ヨウコ)

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

獅子 文六 (シシ ブンロク)

1893年、神奈川生まれ。小説家、劇作家、演出家。ユーモアをたたえた作風で人気を博す。作品に『悦ちゃん』『海軍』『てんやわんや』『自由学校』『娘と私』『大番』『コーヒーと恋愛』など。1969年没。

杉浦 日向子 (スギウラ ヒナコ)

1958年、東京生まれ。漫画家、江戸風俗研究家、エッセイスト。おもな著作に『江戸へようこそ』『百日紅』『YASUJI東京』『花のお江戸の若旦那』など。2005年没。

柚木 麻子 (ユズ”キ アサコ)

1981年、東京生まれ。小説家。『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。おもな著作に『ランチのアッコちゃん』『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』など。

吉村 昭 (ヨシムラ アキラ)

1927-2006。東京生まれ、作家。純文学短編、記録文学、戦記小説、事件小説、歴史小説など。作品に『破獄』『陸奥爆沈』『天狗争乱』など。吉川英治文学賞、讀賣文学賞、大佛次郎賞、菊池寛賞ほか受賞。

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