河出書房新社
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2024.08.06更新
河出文庫8月6日発売です。*地域により発売日に差が生じることがございます。
文庫・新書
眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』
福尾 匠 著
映画の新しさはいかにして哲学の新しさへと跳ね返るのか。『シネマ』の緻密かつ明快な読解からドゥルーズ哲学の創造の原理が明かされる。 『非美学』の福尾匠のデビュー作、ついに文庫化。
定価1,430円(本体1,300円)
○在庫あり
はっとりさんちの野性な毎日
服部 小雪 著
住宅街のどまん中でニワトリを卵から育て、獲ったシカをさばく。イラスト盛りだくさんの家族エッセイ。解説:山﨑ナオコーラ
定価880円(本体800円)
もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集
佐藤 泰志 著 福間 健二 編
20年の時を経て復活した伝説的な作家・佐藤泰志の文壇デビュー以前の未刊行作品を集成。みずみずしく痛々しい青春を描いていまなお鮮烈な光を放つその文学の誕生をはじめてあかす。
定価1,210円(本体1,100円)
五輪と戦後
吉見 俊哉 著
戦後日本人の心をとらえ続けてきた1964年の東京五輪。この国民的「お祭り」は、いかにその舞台が整えられ、演出され、現在に至るまで再演されてきたのか。東京五輪2020を超え、根底から問い直す。
定価1,760円(本体1,600円)
世阿弥最後の花
藤沢 周 著
世阿弥は、なぜ72歳で遠く佐渡へと流され、彼の地で何を見つけたのか? 室町の都を幽玄の美で瞠目させた天才が最晩年に到達した至高の舞と、そこに秘められた謎に迫る話題作が待望の文庫化!
定価990円(本体900円)
古典新訳コレクション
源氏物語 7
角田 光代 訳
宇治の八の宮亡きあと、薫は姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続け他界。次第に中の君に恋慕する薫に、彼女は異母妹の存在を明かす。「総角」から「東屋」までを収録。
官能小説「擬声語・擬態語」用例辞典
永田 守弘 編
官能小説の擬声語・擬態語(オノマトペ)は、いわば別格の世界である。多彩で、情感と迫力があり、面白く、楽しい。700冊近い官能小説から採取した用語と用例から浮き上がる豊穣な日本語の官能世界。
定価1,100円(本体1,000円)
△3週間~
死をポケットに入れて
チャールズ・ブコウスキー 著 ロバート・クラム 画 中川 五郎 訳
「わたしは死を左のポケットに入れて持ち歩いている」。書いて書いて、飲んで、競馬場に入り浸る。日常を手がかりに、生と死、詩と小説、職業と貧乏などの鋭い思考を晩年に綴った散文集。