読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.07.24 大切な人が死んでも、その先に何も見つけられないわけじゃない
無理して忘れなくていい
これからも想い続けることは、自分しか出来ないから
音楽は素敵
周りに溢れているものだから
人の心も生きる道も、音楽で動かせる
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.06.07 子どもに読み聞かせていて、途中で寝てしまった子どもの横で、涙がぽろぽろこぼれ落ちました・・・。とても自然な感情を素直に、大切な人の死のお話を素敵な絵と一緒に表している絵本だなと、絵本で泣くなんて初めてでした。
悲しい感情の横に、横にいてくれる存在の大切さを感じました。心がほんわか温かく優しくなれました。ありがとうございました。また子どもと読んでいきます。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.30 お店で品出しをしていてふと見ると
すごくかわいい絵本が。「お!酒井駒子さんの新刊だ」と読み始めたのが失敗。お店で落涙してしまいました。さすがに30過ぎの男性店員が店で泣いているわけにはいかないので涙を拭いて仕事に戻りましたが、買って家でもう一度泣きました。
大切な人に贈る本としてお勧めです!
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.22 先日ガンで愛猫を失ったばかり。私と夫にとってはわが子同然。息子たちにとっては兄弟同然でした。
下の子はまだ4歳で死というものを
理解できず10日たった今も
「天国に電話をして風太(猫の名です)を返してもらってくれ」といいます。家族のみんなの中で死ばかりが心に渦を巻き、あの子との楽しかった日々、かけがえのない時間を与えてくれた日々があったことを忘れていたように思います。最高の日々をありがとう。
絵本を読んで心から思いました。
一生のたからものにします。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.19 16年友に暮らした猫、母、父を失った私には、湯本さんの想いがひしひしと伝わりました。酒井さんの絵も素晴らしいです。人の哀しみを「共感」することの大切さ、また、哀しみを乗り越えて見えてくるもののが必ずあるという希望を、この本は静かに、教えてくれます。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.09 読み終わってすぐに、大切な人達にメールしました。大事な人に紹介したい、宝物のような絵本です。
娘に読み聞かせながら涙があふれてしまいました。思い出は心の中にあふれてる、だから悲しいことがあっても、ちょっとだけ自分の心のドアを開けてそっと会いに行けば、悲しみだって乗り越えられる… 必要なときに取り出せるよう、いつでも読める場所に置いておこうと思います。
また装丁もとっても素敵でした。酒井駒子さんのイラストが大好きで、著作はほとんど読んでいますが、装丁はこれが一番好きです。(砂糖ちゃんも素敵でしたが、これはかわいい!)
みんなに知ってほしいけど、あまりメジャーにならず、大事な人だけにそっと教えたい、そんな本です。でも、みんな読んだら間違いなく涙して、この本のファンは増えると思います。ちょっともったいない…
次回作楽しみにしています。ありがとうございました。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.09 優しい絵にひかれて手にとりました。優しいお話に涙が溢れてきました。くまの純粋な想い。やまねこの言葉にない優しさ。心の深いところから、深い色をした涙がでてきました。くまの優しい顔。ことりの愛らしい姿。全てがきれいな音楽のように響きました。大人になってから、こんなに美しい物語に出会えるなんて、幸せです。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.09 発売日にさっそく買いました。酒井さんの絵本は大好きで何冊も持ってます。
無彩色と画面にあまり広がりを見せない構図がもの静かでいいなと思いました。
くまが大切なものを手放したくない気持ちがしっとりと伝わってきます。
別れや痛みを知ればこそ分かる人生の輝き。
とても素敵な本です。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.05.03 私は、やまねこのような人になりたい。
大切なものを失って、悲しんでばかりじゃいられない。でも、すぐに元気に戻れる人なんていない。
別れはつらく、哀しいけれど、いつか時間が解決してくれる。
それは、哀しみが時間の中に風化していくのではなく、これからの「きょうのあさ」に残っていく解決の方向なんだと思いました。
毎日毎日「きょうのあさ」がきて、何度も何度も「きょう」が繰り返されて、ひとは強くなっていくのだろうな。
本を閉じてから、じわぁっと心の中にやまねこの言葉が響いてきて、心地よいあたたかさを感じました。
哀しみを抱えた人に、これからの悲しみに立ち向かう人に、読んでもらいたいと思いました。
いつまでも、ずっと手元に残しておきたい。とっておきの一冊に、今出会えたことに、ありがとうと言いたいです。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.04.24 大好きな酒井駒子さんの絵に惹かれ、湯本香樹実さんの文というのでわくわくして本を開きました。エッツを思わせるモノクロのくすんだ色、柔らかなくまとやまねこの表情(特にやまねこが片目だけあけたところが大好き!)、くまの思い出の中でことりがいきいきとよみがえり、だんだん色づいてくるところなどは、湯本さんのあたたかく静かな抑えた文章にぴったりで、すぐさま絵本を買って帰りました。この絵本と出会って、亡くなった友を思い出しながら、ずっとずっと忘れないよという思いだけはいつも心にとめておきたいと思いました。本当に素敵な本を作ってくださったことに感謝します。
家庭で作るポルトガル料理
丹田 いづみ 著
★2008.04.23 同じイベリア半島にありながら、隣国スペインとはハッキリ違いを主張するポルトガル。それは料理分野においても言われることです。スペインより素材を大切にし、魚、肉、野菜、米、そしてパン等々と種類も豊富。もともと日本人の口に馴染みやすく、エキゾチックではありませんが、何度食べても飽きのこない素敵な味です。この本ではそれらの味をキッチリ紹介されています。新鮮だけど懐かしい、懐かしいけど新しい発見のあるポルトガル料理をこの本で作ってみたくなります。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.04.18 自分とくまが重なって、涙が止まりませんでした。先日、病気の愛犬を見送ったばかりでした。悲しみから立ち上る力は、自分自身の中に必ずあるということ。そして、同じ悲しみを誰かがしていたら、ただ、その悲しみに寄り添ってあげたらいい。
それを教えてもらいました。
くまも、やまねこの悲しみに寄り添うことが出来たんだろうな。
ほとんど無害
ダグラス・アダムス 著 安原 和見 訳
★2008.01.11 勿体なくて少しづつ読みました。これが最終巻だと思うと。このシリーズと出会えて幸せでした。安原氏の訳の素晴らしさ。拍手を送ります。胸よりこみあげる笑いを有り難うございました。ぜひぜひ、ダグラスアダムスの『dark gently』の訳本も、よろしくお願い致します。
天眼 光秀風水綺譚
戸矢 学 著
★2007.12.27 戦国時代、特に織田信長・豊臣秀吉・徳川家康にまつわる小説が多い中、かなり目線が違ってどんどん引きこまれました。陰陽道や皇族の係わり合い、日本の黎明期からのつながり、面白い!
水の女
高宮 利行 解説
★2007.11.04 神話を題材にした西洋の絵画、とりわけ「ラファエル前派」に魅了され、そういう本がないかと探したところ、この画集に出会いました。
「オフィーリア」は6人の画家の絵を見比べて楽しむことが出来ますし、現実から離れ、様々な「水の女」の世界に浸れます。「ラファエル前派」という言葉を知らない方でも、構えずに見ることが出来る、絵本的な画集だと思います。
このシリーズで「眠る女」「黄泉の女」があるんですね。こちらも復刊されることを願っています!
卵・バター・牛乳・砂糖なしだから美味しい!華やかケーキと素朴お菓子
濱田 美里 著
★2007.07.26 自然な甘味と食べた後も体がすっきりする美味しいお菓子ばかりで、作るのが楽しくなる本です。
レシピも簡単なものが多く、初めてお菓子を作る人にも優しい本なので、これから体に優しいお菓子を作ろうとしている人にも絶好の一冊です。
師匠噺
浜 美雪 著
★2007.05.24 私は偏った落語好きのものです。有線放送の落語を13年間聞いて来ましたが、寄席に行ったことは1度も無いからです。姿はTVで拝見するだけですが、落語が大好きなのです。ですから師匠噺には分かる人と全く知らない人の項目に別れました。それでも面白く読めたのは浜さんの視線が暖かいからだと思いました。何度となく「これは母親の視線だ」と感じました。落語の成り立ち、演目、演者、師弟など全部が好きで大事に思っているのですね。読み終えてから優しい気持ちになれて「ああ、この気持ちは嬉しいな。」としみじみ思った次第です。
戦国の凰 お市の方
鈴木 輝一郎 著
★2007.02.22 えー、著者です、はい。
「凰(おおとり)」とは伝説の鳥、「鳳凰(ほうおう)」の雌のことです。
織田信長の妹として、北近江浅井長政の妻として、茶々(淀君・豊臣秀吉の側室)、初(京極高次の妻)、小江(徳川二代将軍秀忠の正室で三代将軍家光の母)の戦国三姉妹の母として、そして幼少から想い想われ続けた柴田勝家の女として、つよく激しく美しく駆け抜けた、「小谷の方」こと、お市の方の生涯を描いた作品です。
史実では不明な部分の多い女性ですけど、たくましく、魅力的な女性だったのだなあ、と感じるところしきり。あと、柴田勝家は純情な奴だったんだなあ、とかね。
いい作品になりました。楽しんでいただけると思います。
エコクラフトcollection vol.2
河出書房新社編集部 編
★2006.09.21 初めて購入したクラフトの本です。
かわいい作品が沢山載っていてとても参考になりましたし作る意欲のでる本です。
バッグを2つちょっとアレンジして作成しました。
コレクション12のレース風花飾りのバッグは、右下の紺色のを私用に作り(まんなから辺を細かくしてみました)、2歳の娘用にピンクでレースをつけて小さいのをつくりおそろいを楽しんでいます。
オリジナルでは5歳の息子用にはカブトムシのバッグを作ってみました。大変喜んでいます。
私の娘は70cm
行天 都/行天 朝美 著
★2006.08.14 私は学校の図書室にあった1冊の本をふっと手に取りました。それが「私の娘は70cm」との出会いでした。部活や宿題や委員会やいろいろあったけど、これを読むのだけはやめられませんでした。朝美さんが天国へ行ってしまったことは悲しいことだけど、沢山の人の支えになっていると思います。私はこの本を読んで、本当に良かったと思っています。